創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あまりエラそうにしていては・・・   はなはな

 寿命はヒトを、平均六十五年とすれば、イエバエはわずか二週間です。子どもは、今日の日本人の平均的子どもの数は、二・二人すなわち、二人か三人、ハエは二百〜三百の卵を産みます。ヒトの場合は一生が長く、生まれる子どもの数も少ないので、特別な性質を、グループ全体に入れかえてしまうには、ひじょうに長い、おそらく何万年という時間がかかるでしょう。私がこの話を読んでいちばんおもしろいなと思ったことは、ハエはすごいスピードで生き、変化していってるところです。
 ハエは人間に比べると小さな生き物なので、寿命が短いことはわかっていました。生まれてくる数が多いことも知っていました。でも、死んだ虫までもが他の生き物のえあさになって役に立っているなどは思いつきませんでした。たくさんの数が生まれることにも大きな意味があることも初めて知りました。生き物の世界に起こることは、すべて意味のある大切なことなのだと思いました。
 ハエのスピードの話も私には面白かったです。確かにハエはおいしそうなものがあると、すぐやって来てピタッと止まります。人間にはとても無理です。私はよく追いかけっこをして遊びますが、友達にタッチするために全力で走っていると、止まりたくてもすぐには止まれません。行き過ぎるか、転びそうになります。ハエの運動神経はすごすぎる!
 私はこの話を読んで、人間と生き物を比べることはとても面白いと思いました。そして人間は自分たちが一番エライ気になっているけれど、たいしたことないなと思いました。人間はあんまりエラそうにしていてはいけないなと思いました。

   講評   inoko

 はなはなさん、こんにちは。
人間とほかの生き物を比べてみると、いろいろなちがいがあることがわかります。はなはなさんは、この秒分を読んであらためてわかったことがたくさんありましたね。
「生き物の世界に起こることは、すべて意味のある大切なことなのだと思いました。」
その通りだと思います。ふだんはあまり気にとめていいないようなことにも意味があると思うと、生き物をみるときも、今までとはちがう目で見ることができるでしょうね。
最後の段落では、しっかりとした意見を書くことができました。はなはなさんが書いているように、人間は自分たちが中心であると思いがちですね。決して一番えらいということはないのです。ほんとうに大したことない! はなはなさんの意見に賛成です。



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