低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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一寸の虫にも五分の魂 ネッシー
この話を読んでぼくが一番印象に残ったところは、ハエは短期間で仲間の性質をすべて変えてしまうというところです。まぜなら、人間ではとても考えられないことがイエバエでは実現してしまうからです。
ある年ぼくの家でザリガニを飼っていた時の話です。その年の冬の間にザリガニが死んでしまい、ザリガニの入っていた水そうがほっぽらかしになってしまいました。そうしたら、水そうの水の中にボウフラがわいて次の日にカが二十匹ぐらい発生したことがあります。その時はしかたなく一日庭をほっぽらかしにしたらなんとかカはいなくなりました。ですが、その一日を通じて本当にカって一気に増えるから恐ろしいなと思いました。
また、ぼくの家のお手伝いさんは、まるでハエのようなスピードの調節のみごとさで自転車を運転しています。例えば一気に加速したところで急ブレーキをかけてきれいに止まったことがあります。よくぼくの友達はそれを見て、
「あの人、自転車の使い方すげえうまいよなあ。」
といつも感心しています。ぼくはそんなお手伝いさんをおどろきながら観察しています。
この文章を書いてハエってやっぱりすごいんだなあと心の中で思いました。なぜなら、ハエの生命力は人間とは比べ物にならないほど強いからです。
「ブーン。」
今日もハエがいそがしそうに世界中を飛び回っています。
講評 kou
お手伝いさんの自転車の運転、すごいですね! 具体例が入ってそのみごとさがとても伝わりやすくなりました。急ブレーキをかけて止まるところなどはハエも顔負けですね(^^)。
この一年よくがんばりました。4月からはいよいよ5年生ですね。また一緒にがんばっていきましょう!
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