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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の記念日   まぐろ

 「うまそー。」
学校の家庭科で、僕は初めて料理を作った。内容は
「自慢の料理炒め」
という事で、野菜炒めを作った。僕は、お好み焼き風味の野菜炒めを作った。材料は、人参、玉葱、キャベツ、かつおぶし、ごま、チーズ、ハム等だ。
 そして、自分で作った野菜炒めを班のメンバーの中で紹介しあい、試食しあった。僕が作った野菜炒めは結構評判だった。材料全体の重さが、100グラムと決められていたので、皆で試食しあうと、すぐになくなってしまう。しかも、今回の野菜炒め作りは技能テストも兼ねていた。最後に、試食しあった人どうしで、ポストイットに感想を書いて交換した。僕が受け取ったものには、単純に
「まいうー」
というのや、
「お好み焼き風(風味)で美味しかった。」
とか
「関西風で本場と似ているカモ。」
という感想があった。僕が他の人の野菜炒めを食べてみて美味しかったものは、ピーマンが入っていて、
「チンジャオロース」
に風味が似ていて美味しかった。先生は、胡椒をあまりかけない方が良いと言っていた。しかし、ふざけて、胡椒をたくさんかけた人の野菜炒めを食べてみたら、激辛だった。つまり、先生の話を聞かないで野菜炒めを作った人は、失敗したのだ。鵜の真似をする烏のような事はしない方が良い。
 料理の失敗例がある。家で父がホットケーキを作った時のことだ。父が料理を作っている姿を初めて見た。ホットケーキを作り始めたら、その時、すぐに失敗した。説明書を見ないで作ったら、ホットケーキミックスの量を倍入れてしまった。だから、他の材料も全て倍にしなければならなかったのだ。さらに、焼く時間も倍になったし、食べる量も倍になった。料理を作る上で最も大切だと僕が思う事は、説明書を見て、全てのことを確認してから料理を作り始めなければならないという事だ。説明書を見ないと、失敗する原因になる。この事は、料理に限らず、ほぼ全ての事に共通するだろう。
 僕が、家庭科の授業で野菜炒めを作った事は、自分で一から、まともな料理を初めて作った記念日だ。

   講評   kei

今年度は本当によく頑張りましたね。
いつもしっかりと自分のやるべきことを考えていて素晴らしい。
 いよいよ4月から6年生です。楽しみですね!



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