対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   誰からでも好かれる   201系

 現代の外国人の多くは、積極的に自分をアピールしている。その一方、日本人は自分の長所をあまり表に出さない。その結果、相手は自分の長所を分かってくれていないというケースが多い。日本人はもっと自分をアピールしていくべきだと思う。(是非の主題)
 理由は第1に、自分をアピールすると自分のことをたくさんの人が理解してくれるからだ。僕は今、クラスで学級委員を務めている。務め始めた動機はさほど複雑ではない。9月のある日、先生が
「学級委員にふさわしいと思う人をこの紙に書いてください。」
と言い、アンケートが実施された。皆、ふさわしそうな人を推薦した。数日後結果が出た。
「1位はK君で、15票です。」
「2位はS君で、7票です。」
このS君というのは僕のことだ。最初、僕は放送委員になろうと思っていた。だから
「自分も学級委員の候補に挙がっているのだな」という自信のようなものが生まれた。
「みんなが支持してくれているから、学級委員を務めてみようかな。」
と思った。僕の心が衝動買いをするときのように変わった。1位のK君は、
「もし君が務めたいなら、譲ってもいいよ。」
と言ってくれて、僕が1年後期の学級委員になることが決定した。その後「どういうクラスにしたいか」というテーマで演説をした。
「全員がこのクラスでよかったと思えるように、クラスの問題点を解決していきたい。」
と僕が言い、演説はうまく出来た。考えを発表するので、国会議員みたいだなと思った。そして皆が拍手をしてくれたので、僕の考えは認めてもらえたのだと分かり、安心した。(体験実例)(複数の理由1)(たとえ)
 理由は第2に、自分をアピールしないと自分の能力が発揮できなくなるからだ。2009年10月18日の朝日新聞の別刷り特集4面に、「いまどきの就職活動事情」という記事が載っていた。この記事によると、不景気が就職活動に影響したと答えた人の割合は48.8%だ。この人たちの中で、募集人数を減らした企業があったと答えた人は59.4%だ。要するに同じ人数の応募でも、倍率が上がり仕事に就くのが難しくなるということだ。朝の混雑している電車に乗ろうとしても、たくさんの人が乗っているので体ごと押さないと乗れない。これに似ている(笑)。だからこそ自分の長所はどんどんアピールするべきだ。
 僕は2月に英語検定の面接試験を受けた。全ての質問に答えたので、態度が評価され見事合格した。緊張した中でも自分の意欲をアピールすることができた。友達も一緒に合格したので嬉しかった。(複数の理由2)(ユーモア表現)(データ実例)
 確かに控えめに物事を行うことも重要だ。しかし「僕の前に道は無い。僕の後ろに道は出来る。」という、高村光太郎さんの名言がある。何か行動すれば道が、すなわち人生が出来ていく。だから、自分をアピールして人に知ってもらうことも大切だと思う。そうすれば相手が自分の良いところを理解してくれて、悪いところも見つけてくれると思う。そして悪いところは自分で直していけば、誰からでも好かれる立派な人になっていくと思う。いつか僕が生徒会の会長になったら、その日を「リーダー記念日」にしたい。(反対意見への理解)(名言の引用)(是非の主題)

   講評   kei


 春休みというのは、部屋を片付けるのに苦労しますね。新しい学年への準備のお休みです。頑張ってね。
 

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