創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   初めてできたことから得たもの   ききか

 「おー、大槻君二重とびを連続でできるようになったのかぁ。」
二年生の一月の体育の時間、私はたくさんの練習をしてできるようになった二重とびを先生に見てもらった。そうすると、とてもほめてくださった。
 私は、二年生の一月の体育の時間で縄跳びをやると先生に言われた。私は、体育は好きだが、縄跳びは大の苦手だったので、大ショックだった。しかし、前回りや後ろ回りは連続百回ぐらいとぶことができたので、嬉しく、安心した。安心した理由は、女の子で一番縄跳びが得意な人でもせいぜい百回程度で、女の子に負けなかったからだ。しかし、次のメニューは二重とびだった。最初はこの調子で行けば、二重とびは跳べると思っていた。けれども、二重とびはなかなか跳べず、苦戦していた。二重とびは、クラスの40人中、約5人できていた。この人たちが軽々と二重とびを決めているのを見て、とても悔しいと思った。そして、自分も二重とびを跳べるようになりたいと思った。負けず嫌いな私は、家に帰ってから必死で二重とびの練習をした。しかし、どうしても力で縄を回そうとしてしまい、なかなか跳べるにはならなかった。
 私は、家族全員で私の三歳年上のいとこの家に遊びに行った。そのときに縄跳びをしていとこにコツを教えてもらうために、近くの公園に行った。そうすると、やはり手を動かしすぎていると言われた。そこで、いとこに渡されたのが、縄跳びの手で持つ部分におもりが入っている縄跳びだった。この縄跳びを使うと、手が動かず、手首だけを動かして跳ぶことができるので、跳びやすいということだった。だから、この縄跳びを使って家で練習することにした。  
 このような、人の助けにより、二重とびを跳べるようになった。自分が努力したことによって、先生にほめてもらうことができたので、とても嬉しかった。三年生になると、今度は二重とびでどれだけ長い時間跳んでいられるかという課題に取り組んだ。私は、なるべく低く跳んで跳べるように工夫した。そうして、考えだした案は手首をうまく使って、速く回すということだ。はじめは手首の使い方が下手で、なかなか縄を速く回せなかったけれど、だんだん手首が柔らかくなってきて、よく回るようになった。このようなことを通じて、チリも積もれば山となるというように、コツコツ努力した分は、結果として出てくるということがわかった。

   講評   kamo

 しっかりパソコンで清書をして送ってくれたね。時間がかかったようだけれど、がんばって、いい作品ができました。
 4月からもどんどん進めていきましょう!
 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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