創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   みんなで作った星五つ   あんこ

「いただきます!」
私は、料理をしたことがあまりない。でも
学校の調理実習で、「ごはん」と「おみそしる」を作った。私を合わせた四人で作った。みんな、あまり料理をしたことがなかったため大変だった。同じ班の一人の男の子が、けがをしていたため松葉杖をついていたのでそれも大変だった。もう、ハプニングの続出だ。
「シャカシャカシャカ」
初めに米をといだ。米は私が担当した。ここで最初のハプニングが起きた。
「僕にも、やらせて。」
と松葉杖の男の子が、けんけんをしてやってきた。その時! 男の子の手が、ボウルに当たって中に入っていた米がこぼれてしまった。他の三人は、あーあと思いながら作業を進めた。米を研ぎ終わったら、今度はうるかす。そのままにして机の上に置いた。次は、いよいよ「おみそしる」作りだ。みんなで話し合った結果、「油揚げ」「わかめ」「豆腐」「ネギ」を分担して持ってきた。最初にこの藩の中では一番料理経験のあるあやちゃんが豆腐を切った。やわらかくて、切り終わった後にくずれてきてしまった。そして、次に私が油あげを切った。家でも何回か切ったことがあったため、上手に切れた。次に、あだ名が「めがね」という男の子の子がわかめを水にひたした。この時は、誰もわかめを切ることを忘れていて、食べる時に大変だった。そして、最後にけがをしている男の子がネギを切った。私とあやちゃんは、鍋やおたまを用意していたため、切っているところを見られなかった。めがねの声がした。すぐにあやちゃんと作っている机にもどると、ネギはみじん切りになっていた。すぐに私が、
「なにやっているの。おみそしるの中に入れるネギなのに、みじん切りだったら食べられないでしょ、もうー。」
と私は少し怒っていた。だが、けがの男の子は、
「アハハ。僕は、みじん切りしかわからないもん。」
と笑いながら言った。だったら切る前に言ってくれたらよかったのに…。そう思っても、もうおそい。具が全部切り終わった後に、ごはんといっしょに鍋で煮始めた。他の班から大根を少し分けてもらって、それも入れた。みそを溶かすのは、私がやった後にあやちゃんがやった。グツグツ、グツグツ。だんだんいいにおいがしてきた。私は、ずっと鍋の前にいた。あー、いいにおい。それにたえきれなくなって二つの様子を見た。あと少しででき上がる!今度は、大食いのメガネが鍋の前にずっといた。私は、おわんとお茶碗を出して用意をした。私が鍋の前に行ったその時!またハプニングが起きた。けがの男の子がけんけんで来るのは大変だから、机につかまりながら鍋の前に来る途中、めがねのナプキンを引っ張ってお茶わんが落ちそうになった。もし、落ちたらきっと割れてしまっただろう。そして、ついにでき上がった。それぞれにおわんとお茶わんによそって食べ始めた。
「おいしいー。みんなで苦労したかいがあったね。まるで星五つだね。」
とみんなで楽しく食べた。自分たちで作ったおみそしつは、今までで一番おいしかった。
 私の母は小学生の頃家で「おはぎ」を作ったことがあるそうだ。私には絶対無理だ。器用な母は上手に作ることができ、おいしく食べられたそうだ。その後、母はおはぎを作ったことを作文に書いて、学校で発表したそうだ。私もおかしなども作ってみたいと思った。
 私の中で「料理」は難しいと思う。実際に作ってみてすごく大変で、すごく難しかった。でも自分で作ったものはすごくおいしかった。調理実習で食べものを作ることは、予想以上に時間がかかって大変だということがわかった。
 「ごちそうさまー」最高のごはんだった。

   講評   inoko




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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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