国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   料理はむずかしいなぁ、、、   R&Y

 「酒とみりんってどういう役割してんの?」
「6年生にもなってまだ分かんないの。ママが6年生の頃はそれぐらい知ってたけれどねぇ…。」
「はいはい、分かりましたよ。」
「いつもママはお手伝いしてたから知ってるのかもね。ふぅちゃんもお手伝いしたらきっと分かるようになるよ。」
わたしはもともと器用なほうではないので、料理などめったにしない。しかし、6年生、12歳にもなって料理が不得意というのはまずいかなぁと思い始めていた。学校のまわりでも、野菜炒めを作れる!とか、ぺペロンチーノを作れる!とか言っている人がいて、ある意味プレッシャーを感じていたことも事実だ。
こんなわたしだが、毎年バレンタインデーになると、父と祖父用にチョコレートを作っている。手作りだと時間がかかって大変だが、甘い物を作るのは楽しい。今年もクランチチョコを作った。3時間も夢中で作っていた。やはり楽しいことをしていると、光陰矢のごとしで、時が経つのも忘れてしまう。不器用なりになんとか完成したチョコを、宝物のように大事に受け取ってくれる父や祖父を見ると、来年もがんばろうと思う。学校でも家庭科で料理を習う。この前、調理実習を行ったときに白玉を作った。白玉の元のようなものを、水を足しながらこねていき湯通しするだけの簡単料理。これなら失敗もほとんどない。しかし、料理はいくら失敗しても心がこもっていれば大丈夫なのだろうと思える。
 最近では、「簡単、安い、おいしい」を標語にしているレトルト食品が多い。例えば、カップラーメン。お湯を注いで待つこと数分。きっと世界で一番早く作れる料理なのではないか。味も悪くないし、どこにでも売っている、すごく身近な料理だ。他にも、冷凍うどんはお湯を沸かしてその中にうどんを入れ、ほぐれたらもう食べられる。冷凍コロッケも、電子レンジに入れるだけで、いい。このように、短い時間で作ることができる料理が今、たくさんある。確かに短時間も大事だが、少しは手作り感があったほうがいいと私は思う。4〜5年前、父の誕生日ケーキを作ったことがあった。それは、ケーキの土台となるスポンジを買ってきて、切ったフルーツを乗せ、泡立てたクリームを塗った手軽にできるものだったが、クリームを泡立てるところが時間がかかる。このおかげか手作り感もある。これは一石二鳥だ。やはり、カップラーメンのように、簡単で短時間で作れるというより、簡単で手作りというほうが食べる人も安心して食べられるのではないか。
 料理は人間にとって必要不可欠なものである。わたしのように不器用な人でも、練習を積み重ねていけば、いつか必ず上達するときが来る。食事は、もちろん生きていくうえで重要な役割をしている。大人になったときに困らないように、まわりの友達を見習って、料理の腕を磨いていきたい。

   講評   koni


 丁寧に清書できましたね。読解問題も頑張りました。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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