国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   今年の大晦日・お正月   きるれ

「あけましておめでとうございます。今年は更に頑張ろうね。」
これが母から最初に言われた言葉だった。なぜ「更に」がつくのだろうか。なぜならば、今年は私の高校受験がある年だからだ。
 私は大晦日にもかかわらず、まるでもぐらのように塾にいた。昔やんちゃだった私には考えられないことだった。塾から帰るとき車の中から、新しくやってくる年を今か今かと待ちわびている人々を見て、「昨年の今頃、私もこんなふうに胸を躍らせていたなあ。」と振り返っていた。
 昨年、私は群馬県に住んでいる祖母の家にいった。親戚がたくさん来ていたのでお正月を大人数で迎えた。みんなで食べたおせちやお雑煮は、みんなの笑い声を吸収しているかのようですごくおいしかった。そんなことを思い出すと、やはり
「お正月は大人数で、盛大に迎えたい。」
と思ってしまう。もちろん、家で静かに迎えるのもいいのだが。
 大晦日からお正月にかけての時間は、人間にとってビッグイベントである。だから私は、
「盛大にお正月を迎えたい。」
と思ったのかもしれない。しかし、今一生懸命勉強し、志望校に合格することができるならば、「盆と正月が一緒に来たよう」な気持ちになれると思い、我慢して勉強することにした。私の家からお寺までの距離は遠いため、除夜の鐘は聞こえてこないが、NHKの「ゆくる年、くる年」を見て、新年を迎えるという気分だけは味わうことができた。
 「うん。絶対に合格してみせるから!」 

   講評   kamo

 初めての清書だったけれど、パソコンで立派に仕上げて送ってくれました。読解問題にもしっかり取り組めたね。
 特に問題はなかったかな?
 では、また4月からもどんどん進めていきましょう!
 
 

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