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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   料理をしたこと   その

 「いただきます!」
みんな、食べるのが待ちきれないのか、いただきますのあいさつがいつもより早口だった。
 私はこの前、学校の調理実習でみそ汁とごはんを作った。ごはんをは、ちょっと水の量が多かったのか、ふにゃふにゃした歯ごたえになった。みそ汁は作るときがとても楽しかった。みそ汁の中にいれる具を切るとき、男子はまだ料理になれてないみたいで、豆腐が正方形の形をしなきゃならないのに、とてもでかい長方形となっていた。また、みそときをおたまの中でしろといわれているのに、男子とかが
「いいじゃんいいじゃん!」
と言ってそのままみそをいれていた(別に悪いのではないが)。他にも、作りながらしたトークはとても面白かったし、この調理実習はとても印象に残った。調理実習の時だけでなく、友達が私の家に泊まりに来たときにも友達と一緒に作った。私はそんなに慣れていないので友達のお手伝いとしてやった。友達のことをすごいなあ、と思った。家で一人でも作ってみた。一人でやるのは結構時間がかかり、でも楽しかった。おだしを作るのには結構な手間がかかったが、自分が作ったものを食べるのはとても美味しかった。近くのお友達にもおすそわけしたら、とてもおいしかったよ、と喜んでくれた。
 この前は違う料理も作った。母が熱をだしていたので自分で母の指示を聞きながら作った。ご飯と、炒め物を作った。炒め物を作るときは、とても楽しかった。ウィンナーとじゃがいもとピーマンとたまねぎを入れるものだった。最初にじゃがいもの皮むきをするのに時間がかかった。皮むき機が手にあたって手がきれるのがこわかったのでゴム手袋をして皮をむいた。たまねぎを切る時、涙がでそうになった。そして、たまねぎを炒めるとき、
「透明になった?」
と聞いて来た。私は、透明とは、無色透明かなと思い、
「まだ」
と答えた。あとで母が見に来ると、
「十分透明やん」
と言った。これも透明というんだ、料理は感覚が大事なのかなと思った。また、炒め物をしている時、立っているのがつらくなってきた。お腹がすきすぎているからである。煙も出て、暑いな、と思った。料理は大変なのだな、と思った。ご飯がたけて、
「いただきます」
を言ったあと、私はおなかがすごくすいていたのか、まるでわんこそばを食べるように炒め物をおかわりした。食べ終わって、
「お腹がすいてすぐ食べれるのは普通じゃないんやで」
と母に言われた。その通りだな、と思った。いつも塾から帰って来て、ご飯がすぐ食べれるのは母が作ってくれてるからだし、料理を作ってくれる人がいてよかったな、と思った。将来私も子供にそう思わせられるようなお母さんになりたいと思う。
 人間にとって、料理とは、とても将来に役立つ大事な事だと思う。これからも料理を頑張って作れるようになって大人になったらおいしい料理を作れるようにしたい。
 「ごちそうさまでした。」
みんな満腹といった様子でごはんを終えた。

   講評   kiri



 こんにちは。今月もがんばりました。
 そのちゃんとは、これでお別れになってしまいますが、中学生になって、また、新しい世界で頑張ってくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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