低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   4年生から5年生へ   ビクトリア

 「今日は、みんなに配りたいものがあります。これを家でもよく読んでおいてください。」
と先生が真剣な顔で言いました。
そのプリントには「4年をふり返って、5年に向けて。」と書いてありました。
 あと、2日で春休み。春休みが終わったら、もうわたしたちは5年生です。5年生になったら、高学年になって、委員会活動や、次の6年生としてがんばらなければいけません。先生は、クラス替えもあるし、低学年の責任も持つようになりますよ、といつも口ぐせのように教えています。そして、この前、一部の女子たちがケンカをした時、
「もうすぐ5年生になって、このクラスももう少しで終わるのに、なんで君たちはケンカしてるんだ!」
としかられていました。わたしは、それを聞いて、確かにそうだな、このクラスとももうすぐお別れだな・・。とさみしい思いがじんわりとしみてきました。新しいクラスで、うまくやっていけるのかなと心配にもなってきています。
 わたしは、お手本となる5年生となるために、4年生をふり返りました。4年生では、柏への移動教室や、社会科見学など、新しいことをいっぱいしました。今年の共同の移動教室は、今の5年生みたいにしっかりと4年生をゆう導しなければなりません。4年生で何が良かったのか、何がいけなかったのかをちゃんと考えてみました。いけなかったところは準備不足で社会のテストの点数があまりよくなかったところ。良かったところは算数の図形や国語の作文など粘り強く、あきらめないでがんばったところだと考えました。今後、良いところをしっかり生かしていこうと思います。
 プリントが配られて、先生が説明をしていきました。
「5年生に向けての目標を書きましょう。」
「はーい。」
わたしは、みんなの気持ちを考えることができる5年生になる、と手に力を入れて書きました。

   講評   onopi

 五年生になると上級生としての自覚を持つようにということで、先生からも色々なお話があります。書き出しの工夫を先生のお話で始めた後、(よく工夫されています。)五年生でがんばらなくではいけないことや四年生としての一年間を振り返ってみて考えたことなどを書くことができました。よかったところと悪かったところをそれぞれ考えられたことはいいことだと思います。しっかりと自分を見つめなおすことができているようなので、五年生としての一年間はきっと充実して過ごせると思いまよ。がんばってくださいね。最後は動作・情景の結びを書いてしっかりとしめることができています。
 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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