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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の心のひびき   きぬこ

「おいしい!」
この言葉が私の心にひびく。料理を作ったら、この言葉を返されるのが一番うれしい。おそらく、誰でもそうだ。
「おいしい!」
という言葉は、私の好きな言葉である。
 十一月にお母さんの誕生日があったため、ぎょうざと中華風コーンスープ、いちごのショートケーキを作った。まず、いちごのショートケーキの生地を作った。私は、料理は、失敗か時間おくれがいつもあるのだが、ここまではなく、無事に焼くことができた。焼いている間に、ぎょうざと中華風コーンスープを作った。ぎょうざは、つつむのがとても楽しかった。焼くのは、自分では、
「ちょっと焼き色がキレイじゃないな。」
と思ったが、お母さんやお父さんがやはり、
「おいしい!」
と笑顔で言ってくれたので、とてもうれしかった。中華風コーンスープは、簡単にできたので、良かった。さて、またケーキ作りにもどった。ぎょうざと中華風コーンスープを作って、かなり体力をうばわれたので、クリームをぬったりするのにもつかれた。おかげで、クリームが少しグチャグチャになったが、味はやっぱり
「おいしい!」
と言ってもらった。心からうれしく思うことができた。
 私の得意料理。それは、みそ汁と卵料理である。みそ汁は、入れる具材の組み合わせと味の濃さを見るのが得意である。組み合わせでは、みそ汁に余ったそうめんを入れて食べるなどをためした。少しそうめんが長かったが、味はとても良かった。味もみそを少しずつ入れてちょうど良い時に出す。卵料理は、オムレツと卵焼きなどが得意である。半熟にすると中がまるでフカヒレスープのようにとろとろでおいしくなる。また、卵焼きを割ると、中から半熟卵が出てくるのがたまらない。けれど、一度だけ、オムライスを作った時、チキンライスは成功したのだが、卵の部分がスクランブルエッグになりチキンライスがかくれなかった。なので、食べるのも大変で、失敗してしまった。だから、これからはフワトロであるオムライスを作るように研究していきたいと思う。
 私が生まれて初めて発した意味ある言葉が、
「おいしい」
らしい。今の私の将来の夢は、料理人だ。これは、生まれてからの第一声が
「おいしい」
だったからなのではないかと思う。キセキかもしれないが、私が料理に関心を持ち、それが夢になったという、人生の中の大きななにかなのかもしれない。私の目指す料理人は、自分でお店を作り、お客さんに最高の笑顔をあたえることのできるような料理人である。人間にとって、笑顔はだれでも最高の表情だと思う。料理は、食は、人々に笑顔をあたえられる、人間にとってかかせないものだと思う。人間は、好きなことをやっている時には絶対に笑顔でいる。これは誰でもそうである。でも、おいしい料理を食べている時もとても良い笑顔でいると思う。
「おいしい!」
次はこの言葉だけではなく、笑顔も心にひびくようにうでを上げていきたい。

   講評   hirari

 「おいしい」という言葉をキーワードにしました。
書き出しと結びはもちろん、ポイントになる箇所に
「おいしい」を使って、うまく表現することができました。


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