低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
うんでくれてありがとう さやか
「ホンギャー、ホンギャー」
平成十二年、六月二十九日、午後九時十七分に私は生まれた。
生まれてやく二カ月の写真を見ると、自分がかわいくてたまらなかった。まるでゴムまりみたいに体がまんまるい。わらっているすがたにくぎ付けになった。
お母さんはにんしんしている時、わたしのことをずっと思っていた。「○○(兄)がお兄ちゃんになるな。子育てが大変になるな。女の子か男の子か、どっちかな。無事にうまれてほしい。」このことを聞いてわたしは、「この世に生まれてよかったな。」と両親に感しゃしている。生まれたてのわたしはまるでサルみたいだった。
たいいんして、家にはじめて行ったら、お兄ちゃんが木のままごとセットを持ってきてくれた。そしたらおばあちゃんが、
「まだ遊べないんだよ。ありがとね。やさしいね。」と言っていた。
私がまだ一センチメートルくらいの時、病院のけんさで心ぞうの音が聞こえなかった。お医者さんは、
「一週間後のけんさで聞こえなかったら、あきらめて下さい。」
と言ったそうだ。お母さんはそのことを聞いた時、とてもショックだった。一週間後のけんさでは、やっとしんぞうの音が聞こえた。両親はとてもうれしかった。
大きくなったら、むにょむにょと動いたり、お母さんのおなかをけったりしていた。お母さんは、自分のおなかに手をあてて、わたしが元気だな、と感じていたそうだ。わたしがおなかにいた時はとても重かったそうだ。
お母さんが生まれなかったら私は生きていない。おばあちゃんが生きていなかったらお母さんは生まれていない。こうやって世代がつながっている。大人になったら、赤ちゃんをうんで、世代をつなげていきたい。
講評 onopi
お父さんお母さんからお話を聞いて自分がとても愛されていて、大切にンされていることに気がついたと思います。いい作文が書けましたね。今の気持ちを大切にしてください。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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