創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
最悪記念日 プーニャ
「ほしいなんて、言ってないよ!」
「だって、『ほしい。』って言ってたでしょう。」
「いーや、言ってない!!『けっこう、いいな。』って言ってただけだよ。」
わたしは、たん生日プレゼントがとどいた日、あぜんとした。なぜかというとたん生日プレゼントは『お茶とらティーセット』で、しかもすごく小さいからだ。(その大きさでお茶なんかできるわけない。)そういう気持ちになった。
わたしはたん生日プレゼントには『人生ゲーム』がほしいと言ったのに買ってくれなかった。だめなお母さんだなと思った。どうしてわたしがほしいと言った物を買ってくれないのかふしぎでたまらなかった。まるでおにのように人の話を聞いてくれないみたいだ。
前はわたしがほしいと言った物を買ってくれた。なぜほしい物を買ってくれないか考えてみた。たぶん、わたしが少し大人になったから、あまやかしてはいけないと思ったのだろう。けれどたん生日なのだから、ほしいといった物くらい買うのがわたしはじょうしきだと思う。それにお母さんのお父さんは、たん生日ではなくてもお母さんがねだるものは買いあたえていたそうだ。お母さんは、自分はしてもらったのに自分の子どもには買ってくれないのはすごくひどいと思った。今もお母さんのお父さんが生きていればいいなと思った。
誕生日に、わたしがほしいと言った物を買ってもらえなかった。その日は、わたしの『最悪記念日』になった。
講評 mae
いい内容で書けました!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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