対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   初めてできた   コーカサス

 「コネコネ、はぁ疲れるなぁ。」
と言いながらぼくはクッキーを作っている。お母さんが、
「もっと力入れなきゃだめよ。」
と言ったのでぼくは、
「えぇ。」
とめんどうくさそうに言った。お母さんが、
「めんどくさいんやったらやめ。」
と言ったのでぼくは、
「はいはい。」
とつぶやいた。去年の八月、家でお母さんとクッキーを作った。ぼくが、一番クッキー作りでどきどきしたことは、愛情です。理由は、どの料理でもその人の、
「食べてほしい。」
という思いがこめられているからです。もう一つの愛情をこめなければいけない理由は、自分が作る立場の人だからです。子どもなどはたいてい親が作った料理を食べるけれど、クッキー作りは自分が相手がどう思うか考えて、時間などをつぶして作っているからです。
 ぼくのクッキーを作った理由は、以前いとこのお父さんがおいしいコロッケを送ってくれたからそのお返しで作った。まるでつるの恩返しのつるみたいだ。ぼくは、
「初めてだからおいしいって言ってくれるといいなぁ。」と言った。お母さんは、
「同じ家族が愛情をこめて作っているからまずいなんて言わないに決まっているでしょ。それにさっきからずっと休まずがんばっているからきっとそのことを言ったらほめてくれること間ちがいなしよ。」
とお母さんは、軽く言ったのでぼくは、
「そうなんだ。」
とつぶやいてちょっとだけ不安を心の中で感じた。不安の理由は、お母さんの言い方だ、お母さんは軽く心配なさそうに言ったけれど、現実の世界はそうあまくはないからだ。たぶんお母さんもちょっとだけ不安を感じているだろう。
 ぼくは前、クッキー作り以外にもチャーハンを作ったことがある。ぼくはチャーハンを作るとき、やけどしないか、手を切らないか、手は洗ったかなどのことを注意しながら作った。チャーハンにお茶とご飯を一緒に混ぜて入れる。(笑)ぼくは、初心者だったから、
「ちゃんとうまく焼けたかなぁ。」
と不安を感じた。
 ぼくは、人の愛情は作り方などにもよって伝わり方が変わるということが分かった。「習うより慣れよ」ということわざがあるように人に教えてもらうより体験した方が覚えやすいのだ。ぼくは、これから何でも挑戦してみたいと決意した。ぼくは、コトコトと包丁の音を立てながらチャーハンを作り続けた。

   講評   komiko

 コーカサスくん、作文の日コンクールの作文を送信してくれましたが、「敬体」が混じっているところがあったので次の清書では気をつけましょうね。

 次に電話する四月二日(金)には、新しい課題がはじまります。課題は「私の目標」「さようなら○○さん(先生)」のうちどちらかで書くことを決めておいてくださいね。四月の暗唱長文は。1.2.3の三百字にチャレンジしてくださいね。
 では、楽しい春休みをお過ごしくださいね!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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