国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   料理を作ったこと   きそよ

 「よっしゃ。作るぞ。」
 ぼくは最近料理に興味を持っている。ぼくは、そこそこ料理が出来る。でも失敗することもある。あの失敗はとくにひどかった。
 ぼくが五年生のころ、昼食が物足りなかったので、インスタントラーメンを作ることにした。
「ええと水の量は500mlと…」
 初めてだったので少しずつしんちょうにやった。
「これで準備はできた。あとは煮こんだりするだけだ」
と思ったが、
「なにかおかしい。」
 あきらかにおかしいものがあった。水の量がとんでもなく少ない。
「まあ大丈夫だろ」
 そう思って作ってみた。しかしこの判断があとで後悔することになる。しばらく煮込むとふっとうしてきたので、火を止めて粉末スープを入れて完成。父に見せると、
「何これ」
 この言葉がむねにぐさっとささった。たしかにおかしかった。なぜなら、ふつうは麺がスープで見えないはずなのに、ぼくが作ったのは逆にスープが麺で見えないのだから。しかもなんか粉末スープが麺についていて麺が茶色かったし…。一応味見してみたが、答えは言うまでもなく、
「味濃すぎ」
 さすがにへこんだ。
「小学五年生にしてインスタントラーメンも作れないとは。」
 その言葉がぼくの体をかけめぐる。それと同時に、
「インスタント食品を作れない小学五年生はぼくだけなんじゃないか?」
という言葉もぼくの体の中をかけめぐった。やはり水の量が少なかった。もう500mlというより250mlぐらいだったからな。ぼくはこの経験で一週間ぐらい料理するきをなくした。
 しかしなぜか、インスタントラーメンよりはるかに難易度が高いチャーハンは一発で出来た。なぜなら、お母さんが作るところを小さいころから見ていたからだと思う。だからチャーハンの作り方はすべて覚えている。たった一回だけこげた事もある。でもぼくにしては、チャーハンが今までの料理の中で自信を持てる。
 「よーしできた」
 料理は難しい。だけどそれが楽しい。ぼくは料理が好きだ。
 「好きこそものの上手なれ」
というので、ぼくも大きくなって役に立ちたいので料理がうまくなりたいと思った。

   講評   harako


 清書と読解問題をがんばりました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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