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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   下手なぼくのバトミントン   マルスの使い手

「ポン。」サーブが打てた。「ポン。ポン。ポン。」打ち返すこともできた。「ポン。ポン。・・・シュッ。」おしい。でも、六回続いた。おもわず、ラケットを三回横にふった。 二月二十七日、お母さんとの初練習。心がはずむ。首を長くして待った待望の一日。公園まで、わずか五十メートルなのに、一キロメートルのように感じる。おもわず、公園まで走って行き、お母さんに手をふる。お母さんは、太った体でがんばって走ってくれた。お母さんも公園につく。さあ、始めだ。ラケットの前に、羽を持った手をそえて、気持ちを集中する。羽を手からはなしてラケットをふる。だめだ。あたらない。何度も挑戦する。でもだめ。すると、お母さんが、「最後の最後まで、羽を見てごらん。絶対、できるよ。」その言葉に勇気をもらい、羽を持った手を静かにはなし、ラケットをふる。「ポン。」打てた。うれしい。お母さんが打ちかえしてくれた。まるで、ラケットが手をふるように、「ポン。」ぼくも負けじと、ラケットをふる。なにか、重みが手から伝わった。「ポン。」打てた。打ちかえすことができた。ぼくは、次にお母さんが打ってくるのを楽しみに待った。「ポン。」内心ほっとする。なぜなら、せっかく続いているのに、打ちかえせなくて、羽が地面に落ちたら悲しくなるから。でも、ちゃんと打ちかえしてくれたからいい。羽が飛んでくる。また、ラケットを力いっぱいふる。「ポン?。」ちょっと低めに飛んだけど、打てた。しかし、お母さんが、上からラケットをふる。そのしゅんかん。「バシッ。」羽が超スピードで飛んでくる。頭がパニックになる。でも、ラケットをふってみた。でも、ラケットをふっている間に、羽が落ちた。「なにあれ。」声をはりあげる。「スマッシュよ。」なるほど。学校の友達も使ってたやつか。しかし、それよりだんだんいかりがこみあげる。「なんで、スマッシュなんか使ったの?。」ぼくは言った。お母さんは、笑いながらごまかそうとしている。すると、ぼくの心に、まあいいか、という気持ちがわいてきた。だから、許してあげた。そして、練習も終わった。 帰りの時、お母さんが言った。「できるじゃん。お母さんも、さかあがりができなかった頃、一生けん命やってできたよ。」と言った。ぼくはバトミントンをもうちょっとがんばろうと思った。絶対、スマッシュを打てるようになってやる。そう心にちかった。 ぼくは、バトミントンを通して、努力の意味がよくわかった。努力すれば、できない物なんてない。そうわかった。ぼくは、今、がんばって特訓している。いつか、スマッシュを打てる日を夢見て。

   講評   kira

 マルスの使い手くん、こんにちは。オンラインで送信、成功です。

 段落分けが入っていないようなので、テキスト化するときに空欄でひとマスあけるようにするといいと思います。

 この作文と同時に「読解問題」の解答も送れるようになっています。問1から問8までの小さい空欄に答えを入れるようになっています。次回から試してみてくださいね。

 

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