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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   友達の家に行く道は(感)   バービー

 私が市場へゆく道は、いかにも自然発生的な細いやさしい道だ。道にはいろいろなものがあった。しゃれた石、虫の死がい、雑草の可憐な花、ラムネビンの破片、石炭のかけら、鳥の羽。そんなものにいちいち心をとめながら、ゆっくりとこどもは楽しみながら歩くのであった。ただ面白いのは、全体にキララ(光る鉱物の一種)が入っていることで、光を受けて小さくいっせいにまたたく。道が一番道らしいのは、人間のくらしをあたたかに支え、いろいろなものを発見することのできるふみしめられた道である。この事だけは忘れてはならないのだ。
 最近の道は、ほとんど舗装され、自然とふれあえなくなってきている。自然と触れ合えるとしたら、公園や空き地などしかあまりない。車が通る道路や、高速道路など全然草や花を全然見かけない。最近はショッピングセンターや家、工場などが建てられていて、自然と触れ合える時(経験)がない。特に都会の方(渋谷や新宿、原宿など)に住んでいる人たちは。私のおばあちゃんの住んでいる神奈川県では、とても自然が多い。ふれあえる機会が多分都会の人たちよりもはるかに多いと思う。なぜなら、箱根にある温泉、自然と触れ合いながら遊ぶアスレチック広場など。おばあちゃん家の近くには約、3つも公園がある。そこで私と、友達はよく近くにある西友で食べ物などを買って、5丁目や6丁目にある広い公園で買った物を食べたり、そこで遊んでいる。でもこれは結構前の話で、約2〜3年前ぐらいにあった出来事だ。最近はもう電車に乗って、すぐにあるダイエーなどに遊びに行って、小物などおそろいのものなどを友達と一緒に買っている。時代が変わっているのか分からないが、最近の若い私たち世代の人(女子中高生)達は、あまり自然と触れ合わなくなり、ショッピングセンターなどに行き買い物をする人達が増えている。私はそういうことするばかりではなく、おばあちゃん家の庭でちょっとしたピクニックなどを近所にいる大親友の友達と前みたいにやりたいなあとこの頃思う私だ。
 私は前、近所に住んでいる私の大親友のTちゃんの家に行く途中、いつも通る緑に囲まれている道で、面白いものを発見した。それはやぶに住みついている地蜘蛛の家だ。これは母が教えてくれたことだが、地蜘蛛を捕まえるにはまず自分の巣の中に隠れている可能性があるから、ゆっくり優しく根元から巣を引っ張る。きれいにとれたら、中に地蜘蛛がいるかどうか優しく巣を触る。いたら、地蜘蛛を捕まえるのに成功をしたことになる。それを私と大親友のTちゃんと一緒にやってみた。けれど、あまり上手く巣を地面から抜けられなく、落ち込んだ時もあるが、成功したら本当にうれしく、相手が捕れたとしても、自分のことのように嬉しくなる。まるでジャイアンが、『俺のものは俺のもの。お前のものも俺のもの』を、『俺の喜びは俺のもの。お前の喜びも俺のもの。』と変えているように。笑
 人間にとって自然のある道とは、色々な経験が出来、自然と触れ合える機会が多い。そして、友達と一緒に談笑や、ピクニック、遊び場にもなるところがとてもいいと私は思う。そして、今は買い物などが人気で、あまり自然など気にしない人が多いと思うが、自然が一番必要だという事が後に分かるよう、私は願っている。買い物ばかり考えている人は今、井の中の蛙大海を知らずだ。他の事も考えるようにしよう。

   講評   takeko


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