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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大切な勇気   スヌーピー

 私がこの文章を読んで一番心に残ったことは、狂犬病の犬にかまれた少年、ジョセフと、パストゥールが勇気を出しあって、一つの命をすくったことです。なぜかというと、一つの命を助けるための、初めての注しゃ方法をためす勇気と、命がけの成功するかわからない注しゃをうけると決心したジョセフの勇気に、とてもパワーを感じたからです。二人のこの「勇気」があったからこそ、ウイルスを注しゃして病気をなおす方法が生まれたのだと思います。
たぶん、ちりょうが成功した後は、二人とも、とてもうれしかった
と思います。まるで注しゃをする、させられる勇気と同じくらいのりょうのうれしさがあったでしょう。
 私と、私のお母さんにも、にた話があります。お母さんは、お兄ちゃんが病弱で、きせつごとに病気で病院に行っていたので、私が生まれた時は、「この子もきっとお兄ちゃんみたいに病弱で、年に何回も病院にいくんだろうなぁ。かわいそうだなぁ。」と思っていたそうです。でも、じっさいは、それとは反対にとっても元気な子。お母さんは、ほっと一安心したそうです。その後も、まるで植物のようにぐんぐん成長して、ようち園の年中では、私だけかいきんしょうでした。いろいろな病気にかかったりして、学校を休んだこともあるけれど、その病気は、ほとんど人からうつされた病気で、法りつで決まっている病気の予ぼう注しゃはもちろん受けているし、法りつできまっていない「インフルエンザ」や「おたふくかぜ」の予ぼう注しゃも受けているので、あまり、重いしょうじょうが出る病気にはかかったことがありません。これは、私が病気にかからないように手伝っているおかあさんと、勇気を出して、注しゃをして、新しくてとてもいい方法を生み出してくれた、ジョセフとパストゥールのおかげだと思います。
 もし、私がジョセフだったら、一週間ずっと休んで、やっと注しゃを決意したと思います。注しゃをするときも、わんわんと泣いて、わめいていたと思います。それなのにジョセフは、きちんと注しゃをうけて、えらいなぁと思いました。
 勇気がないと、話すこと、動くことさえも出来ないし、友だちも出来ません。こうなってしまうと、いつも一人ぼっちになってしまいます。だから、これからは、パストゥールやジョセフのように、体の中にそなわっている勇気を全部出しきって、こわかったり、いやだったりしても、何事にもちょうせんしていき、クリアしていきたいと思いました。

   講評   kou

 この一年で感そう文もずいぶん書きなれたのではないかと思います。特に今回の感そう文はこの一年で身に付けた力を全てだしきったような力強さを感じました。
 “体の中にそなわっている勇気を全部だしきって、何事にもちょうせんしていきたい”という一文はとても印しょう的で、何かはげまされるような気もちがしましたよ。

 4月からいよいよ4年生ですね。気を新たにこれからもまたいっしょにがんばっていきましょう!


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