国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   料理の楽しさ   みいちゃん

 「ハッピーバレンタイン。」
私は友達にチョコをわたす。
「ありがとう。おいしそうだね。」
友達は喜んでくれた。私はバレンタインにチョコレートを作った。専ら友達にあげる友チョコ専門だけれど。今までは作ったことがなかったので,お母さんと一緒に作った。
 私の作ったチョコは,作り方は簡単だが,意外と苦労もあった。作り方を紹介しよう。まず,板チョコを包丁で細かくきざむ。これはけっこう力が要る作業だ。板チョコは固いということを痛感した。その次に湯せんをした。その後しぼり袋に溶かしたチョコを入れるのだが,ここが一苦労した。しぼり口を買い忘れていたのだ。だから。入れたとたんチョコが出てしまう。これは大変と,工夫して作業することにした。溶かしたチョコをアルミのカップに入れるのだが,しぼり袋に少量ずつ入れ,入れてすぐにしぼることにしたのだ。しぼり袋に入れる時にチョコが出ないように,先を折り返してそこを輪ゴムでとめた。こうすると,上手くいったのでほっとした。その後,アラザンとスプレーチョコをふりかける。それはまるでチョコの大地にスプレーチョコの花が咲き,アラザンの星が輝いているようだ。そして,一晩冷やし固めれば完成だ。家族みんなで食べてみると,とてもおいしかった。料理は楽しいなとつくづく思った。
 前にも,料理を作った経験がある。家庭科で習った野菜炒めとゆで卵を昼食に出したのだ。二品を同時にやったのでとても大変だった。例えば,野菜炒めの具を切っている間に卵をゆでる,とか。私は,家庭科で作った野菜炒めを少しアレンジした。具にきのこを入れたり,味付けを変えたりと。授業で作る料理と家庭で作る料理の差はそこだと思う。授業だと,言われた通りにやらなければいけない。しかし,家庭で作ると,それぞれの家庭の味にアレンジできる。それは,家庭料理の良さでもあると思う。結局,野菜炒めはちょっとこげてしまったが,おいしくできた。「失敗は成功の母」と言うように,失敗から学び,次は完ぺきに作りたい。やっぱり料理は楽しいなと思った,
 私は,料理は楽しいし,良いところがたくさんあると分かった。例えば,出来上がった時に達成感が味わえるとか,人に食べて喜んでもらえるうれしさを感じられるということだ。私は,そんなすばらしさのある料理が好きだし,これからも挑戦してみたい。
「ハッピーバレンタイン。」
友達からチョコを受け取る。
「ありがとう。おいしそうだね。」
私はお礼を言う。ホワイトデーにはお返しをしよう。

   講評   mae

 いい清書にしあげられましたね!


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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