低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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けりあそび タカ
三月八日の体育のじゅぎょうでけりあそびをしました。けりあそびとは、まるで野球のようなゲームです。ボールはサッカーボールを使い、バットで打たずに足でけります。スリーアウトチェンジではなく、ツーアウトチェンジです。一るいしかありません。フライはそのまま捕ればアウトですが、ゴロの場合は守備の人たちが捕った人を先頭にならばなければアウトになりません。ボールをけって守備の人が並ぶまでの間に一るいのコーンを回ってもどってきたら一点です。野球のように二つのチームが先攻と後攻に分かれて試合をします。5回裏まであります。
ぼくは、チームの中で一番うまいtくんからストレートとカーブとシュートのけりかたを教えてもらいました。試合は黒チームと対戦しました。広田くんが黒チームの中で一番うまい人です。後攻めでした。一回表はhくんの大キックで一点取られました。しかし、一回裏でtくんの大キックとぼくのまっすぐいってから六十度くらい曲がるゴロで二点入れました。ぼくは点を取れて良かったと思いました。
五回表が終わって、五対五の同点です。ぼくが、
「tくん、大きいのを一発けってね。」
と言いました。しかし、アウトになってしまいました。次がぼくでした。ぼくはわざとストレートゴロにしてhくんの方にけりました。一点はいりました。tくんは、
「もうこれで終わりだね。」
と、ほっとした顔つきで言いました。nくんも。
「やったー。これで終わりだね。えんちょう戦にならなくて良かったね。」
と、はしゃぎながら言いました。
ぼくは、いっぱい点が取れて良かったと思いました。まだ、上手にボールをあやつれませんが、何となくボールをあやつれるようになってきました。でも、けると必ずゴロになってしまいます。うき上がるボールはむつかしいなあと思いました。
講評 souyo
さくらもちょっとさむそうです。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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