対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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がんばりの向こう側 きのみ
「あっ、Rちゃんあともう少しだよぉ、もっと足を高く上げたらできると思うよっ。」
私は最近学校の体育館でクラスのみんなと先生といっしょにさか立ちの練習をしています。私が一番うれしかったのは初めてさか立ちができたことです。たから、この日が私のさか立ち記念日です。ペアの子や先生がはく手をしてくれたりほめたりしてくれました。
「あっ。Rさんできたねぇ、これからもっとぴんと足をのばせるようにがんばろう!」
とか
「すごぉい、Rちゃん。」
と言ってくれました。できる人たちの仲間入りをしたので私の心ぞうがバクバクと速くなっていました。 私はまだできなかったときに足がとびすぎてささえてくれる友達をパコーンとけってしまいました。私は、
「あぁっ、ごめんっちいちゃんっ本当にごめんっ。」
とあやまりました。友達は、いたそうだったのに平気で
「あっううん、大丈夫だよっ気にしないでっ。」
とやさしく言ってくれました。私は、ほっとしたので
「もう一回やろうっ。」
と言って続きをしました。まるで病気から治ったようにほっとしました。ちいちゃんが
「じゃあ次は私がやるねっ、いくよぉ。」
といってちいちゃんが地面をけったら、あとほんの少しのところでおりてしまいました。私は、
「あっあとほんのちょっとだよ、がんばれ、もう一回。」
と言ったらちいちゃんはまた地面をけりました。するとちいちゃんは、さか立ちができました。私たちは。手を合わせて
「やったぁ、やったぁ、二人ともできたっ。」
と喜びました。
私がお母さんに
「子供のころはさか立ちが得意だった?」
と聞いたら、
「うん、でも友達もかべもなかったら、できないよ。」
と答えてくれました。私は、
「じゃあ今はできる?」
と聞いたら、
「今は重いからできないよ。」
と言っていました。私はさか立ちが得意ではなかったのでお母さんのことがうらやましかったです。お母さんの子供のころの体と取りかえたいです。
私は、前はとび箱を苦労しないでできたので苦労して成功するのとは、ぜんぜん喜び方がちがうなぁと心の中で思いました。体育の授業が終わると、みんな手や足の指が赤くなっていました。
講評 komiko
きのみちゃん、「作文の日コンクール」の作文を入力できましたね。がんばって協力した様子がとてもよく伝わってくる作文になりましたね。よくがんばりました!
次に電話する四月七日(水)には、新しい課題が始まります。課題は、「さようなら○○さん(○○先生)」「いたずらをしたこと」です。どちらか書きやすい方で書くことを見つけておいて下さい。そして四月の暗唱長文は、1.2.3の三百字の暗唱にチャレンジしてくださいね。 では、楽しい春休みをお過ごしください!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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