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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   狂気というやる気アップグッズ   まりい

人間はとかく「天使になろうとして豚になる」存在である。天才と狂人との差は紙一重だと、ロンブローゾは申しているわけだが、天才とは、「狂気」が持続しない狂人かもしれないし、狂人とは「狂気」が持続している天才なのかもしれない。しかし、人間というものは「狂気」無しには居られぬものでもあるらしいのだ。また我々が正気とうぬぼれている生活でも、よく考えてみれば、大小の「狂気」の起伏の連続であり、「狂気」なくしては、生活は展開しないこともあるということは奇妙なことだ。要は、我々は「天使になろうとして豚になりかねない」存在であることを悟り、「狂気」なくしては生活できぬ存在であることを悟るべきかもしれない。私は人間には「狂気」というものが必要だと思う。
 その一つ目の理由としては「狂気」という集中力がある程度必要だからだ。私は小学校五・六年の時に中学受験のために朝早く起きて寝る時間までずっと勉強しどおしだった。
そのときのことについて、自分でも今考えて思うのだが、何か(狂気?)に追い立てられるように勉強していた気がする。やはり「何か」とは「狂気」だったのではないかと思う。結果はともあれ集中力が必要な勉強に適度な「狂気」は必要だろう。「狂気」という集中力でエジソンほどではないけれど自分の中での、「朝から晩まで勉強」という「偉業」を成し遂げられたと思う。
 またもう一つの理由として、平凡な生活では退屈だからだ。例えば、いくら日本人でも、いつもご飯・みそ汁・つけもので、朝も昼も晩もそれでは一年どころか三日ぐらいすれば飽きると思う。また、データによると「外食で食べたいもの第一位は寿司で13.5%」とあるが、私の家でも、お寿司はあまり食べない。どちらかというと回転寿司などに行って食べるイメージがあり、家ではもちろん出前もそんなに取らないので食べることは少ない。寿司でなくてもバイキングのように(狂気?)どーんと食べるのもいいかもしれない。とにかく、「いつも同じ○○」よりも「ほんのたまにバイキング」でも「寿司」という少しの刺激があってもいいと思う。
確かにバイキングに行ったはいいが「狂気」がありすぎて食べ過ぎたり、(お腹をこわすかもしれないからだ)いつも「狂気」をもっていてテストでカンニングしたりあわてたりしてもいけない。しかし、「行動するためには多くのことに無知でなければいけない」という名言もあるように冷静すぎて、どこか冷めていたら、「ふん、電球なんて作れるはずがない。」と人に「狂気」が存在しなければ偉大な発明家も研究家も何も無いところから一つのものを作り上げることはできなかったのではないだろうか。「狂気」はありすぎても、いつもそうであっても困るが、うまく利用すればいろんな活用法があり勉強をはかどらせてくれる、どんな「やる気UPグッズ」や「神頼みグッズ」より受験や勉強をはかどらせてくれる「グッズ」だと思う。

   講評   kira



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