低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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桜文鳥 コッペパン
今からちょうど半年前の9月の終わりの頃、塾から帰ってくる僕は、会社帰りの父とあった。電車で家に向かっている途中父が持っていた小さな箱に気が付いた僕は、何かと尋ねて見た。父は家についてから教えると言った。家に帰えり父はその小さな箱を開けた。その中には小さなひなの文鳥が入っていた。そのことを知らなかった母と僕は、びっくり!。初めはびっくりしたけど飼っているうちにだんだん慣れて今では、ものすごくいやされている。この文鳥の種類は、桜文鳥で名前は「ひま」。「ひま」の由来は、花のひまわりの初めの二文字を取って付けられた。ひまの目は真黒で目の周囲の赤いまぶたは、まるで赤い糸のようだった。口ばしは、手前はピンクで先に行けば行くほど白なった。先っぽは牛乳のように真白だ。足のつめは、かまのように曲がっている。
ひまはいつも「かごから出せ」と、要求してくる。
「チュッ、チュッ」
それでかごの扉を開けてしまうと、ひまは飛び回ってものすごく捕まえるのが大変。でもそのままにしてもほうっておくと家じゅうがひまの糞だらけになる。今では、飛びながら糞をするほど成長した。ひまを捕まえてかごにしまうとまた
「チュッ、チュッ」
っと言って出せといってくる。このくり返しである。
ひまの好きな遊びは、水遊び。台所で水を出している時なんか勢いよく水の中に飛びこんでくる。ひまはとても軽いので肩の上にのっていてもあまりきずかない。一回ひまが肩にのっていると知らずにトイレに行って、水を流す時にひまが飛びこんできたのですごくびっくりした。ひまが流れなくてよかったがしっぽが少し水で濡れてしまった。ほかにもかごの中にある飲み水につっこんだりして毎日のように水に触れている。
ひまの名前を呼ぶと、首を傾げて「何?何の音?何があったの?」と言う感じで手の上に乗ってくる。そのひまの首は百八十度ぐらい回る。口ばしを使って体全体をつついている。腹をつつく時は、口ばしを股下まで持ってきてつついている。胸をつつく時なんか、胸を張って首を伸ばしてつついている。羽をつつく時はなぜか羽を口まで持っていっていたことが疑問になる。それどころかなぜひまは体をつついていたのだろうか?体中がかゆいのだろうか。しかしひまも唯一顔だけは口ばしでつつけない。が、ひまは足を使って顔をかく。ひまの顔をかくスピードは扇風機のように少し残像が残るぐらいの速さである。体がやわらかくてとても俊敏なひまだ。
僕の左手の中には、ほとんどいつもひまが入っている。僕は手の中にひまを入れて、ゆっくりと指を閉じながらひまの頭をゆっくりと指でなでてやる。するとひまは気持ちよさそうにゆっくりと目を閉じる。そんなひまも機嫌が悪い時は
「クルクル」
とつっつきながら怒る。まさに小さなマシンガンのようだ。でもマシンガンは全然痛くもないし、恐くもない。しかしそこがひまのかわいい所でもある。僕は、そんなかわいいひまを四六時中持っている。ご飯を食べている時も、勉強している時もずっと持っている。そんなかわいいひまがうちに来た日は最高の記念日だ。
講評 nikoro
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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