創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
自分の力 パチリス
「ふー。」
と私は、ため息をもらした。私は、美術部に入部していて学院祭のために大きな木の板にペンキで絵を描いて、看板を作っていた。看板には、学院祭の日時を描いたりした。
学院祭の看板を描くとき、とても、めんどうくさいと思っていた。なぜかというと、ペンキのにおいがくさく制服を汚さないようにするために汚れてもいい服を買いに行かなくてはいけないからだ。やらなくてはいけないので一応始めてみることにした。まず、先輩が木の板に下書きを始めて、私と私の友達と中2の先輩はペンキの準備を始めてた。ペンキの入っているカンを開けるとくさすぎて、まるで死人のように魂が抜け始めていた。すると、友達のEちゃんが
「生きてる?死んでるの?」
と真顔で質問してきたのでとても、ビックリした。私は、はっとして、
「一応、生きてるかな…。」
と返事をした。Eちゃんが笑い出し私も笑ってしまった。2人で笑っているとペンキの準備が出来て看板の下書きも出来たので塗り始めた。描いているうちにペンキが減ってきてしまい友達に
「ペンキ入れてもらえる?」
と言われ「やだ。」とは言えないので「うん。」と答えた。ペンキを入れるとまた、あのくさいにおいがして苦しかった。とうとう看板が完成して、Eちゃんと私はうれしくてジャンプして飛び上がった。
私には、もうひとつがんばったことがある。それは、中学受験だ。今、思い出すとあんなことはやだと思えてくる。何があったのかというと、私は2校受けた。1校目は、1回で受かったが第1希望の学校は、1回目落ちてしまった。私はショックで不安だった。なぜかというと、もう1回チャンスがあり、受かるかどうか不安だったからだ。それでも、頑張ろうと思い2回目は頑張った。いよいよ、合格発表のときがきて見に行った。すると、自分の番号がのっていてうれしかった。私は、頑張って良かったなと思った。
頑張れば、必ずいい結果がでることが分かった。頑張るということは人間にとって自分を成長させてくれるものだなと思った。「負けるが勝ち」ということわざがあるように、ダメでも頑張れば出来るということだ。
「やったー。できたー。」
と私と私の友達は、美術室で喜んでいた。
講評 sarada
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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