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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ゴミ   まじめさん

 食べ物や飲み物が入っている袋や缶などは、飲食物がなくなるとそれらはすぐにゴミ箱へ捨てられてしまう。その捨てられたゴミは、地球温暖化の一つの原因でもある、燃やしてしまう。燃やす事で地球にものすごく悪影響を与えている。だから、僕はちょっとでも使えそうな物があるなら、工夫して使って生きたい。
 ゴミを出来るだけ出さないようにするための方法として一つ目は、使える物は何でも工夫して再利用することである。飲み切った牛乳パックがあったら、自分で工夫して何か使えるのではないかと考えて見る事が良いと思う。例えば、僕は学校の文化祭で発泡スチロールを使って何かものを作る担当の一人であった。作るためには、何を作るのか材料はどこから入手したら良いのかを考えなくてはならない。作るのは、大阪にある【カニ道楽】というお店のカニを作る事になった。本物みたいに手などを動かす事はできないけれど、それに似た物を作る予定で決まった。材料は、発泡スチロールで作るけど、どこから入手すべきかを班で考えた。そこで、A君が
「百貨店に行くとたくさん置いているのでは?」
と発言した。それが、きっかけでみんな放課後に百貨店行った。そしたら、A君の言うとおりたくさん山積みになって空箱があった。店員に「この、箱貰ってもいいですか?」と聞くと、店員は、
「ちょうど、箱を潰してゴミにしようかと思っていた」
と言った。だから、僕たちは一日で百個程度みんなと協力して学校へ持って行った。そして、日々毎日放課後、残って完成させてきた。結果はあまり完璧ではなかったけど、一応出来た。何か物を作る際、何でもかんでもどんどんと買うのではなくて、自分の周りに何か工夫したら使えそうなものはないかを探して、どうしても必要な物だけを買えば、コストも違うし、地球にも物凄く違う。
 ゴミを出来るだけ出さないようにすための方法として二つ目は、プラス思考で考える事が大事だと思う。織田信長が、「勉強はせずに、野山を遊べばいい」という言葉があるように何でもマイナスばかりで考えずに、時にはプラスでも考える事が良いと思う。また、今日本ではゆとり教育や減点主義の教育があるけど、それを見直す事もまた一つではないかとも思う。でも、使えるかもと思って何でも置いて置くと、逆に家の中が汚くなるのではないかと…。
 確かに、悪いところを正しくする事は大切だ。しかし、使える物が周りにあるなら、創意工夫し、どんどんと画期的に生かしていく事が一番大切なことだ。

   講評   utiwa

 こんにちは、まじめちゃん。

ゴミを減らすことは大事ですが、毎日の生活の中でどんどん増える一方です。まじめちゃんは、これをプラスに生かすことはできないかという視点で考えたのですね。カニ道楽のカニを学校で作った話はとても具体的に書けていてよいです。作ったあと、「どんどん買うのではなくて、何か工夫したら使えそうなものはないかを探して、どうしても必要な物だけを買えば、コストも違うし、地球にも物凄く違う。」と実感をこめて感想をつけ加えていましたね。これもよい方法です。
織田信長の言葉はプラス思考とどういうつながりがあるのか、説明を入れるといいですよ。
新しい課題になって初めての作文でしたが、項目は全部入っていました。大変よくできました。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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