低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学3・4年生
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
「マングローブは、どこ」 リリア
三月十六日、学校のこくばんにこうかいてありました。
「あれ?…マングローブがありません。だれかしっている人おしえてください」
マングローブは、水の中でそだつ木です。先生がおきなわにいるおにいさんから
「そだててね。」
といわれて一年けやきぐみのみんな(三十八人)で六月からそだてていました。
けれども冬になってマングローブは、あっついところでそだつのでかれそうになってしまいました。なのでみなみの島のハメハメハをうたってあげました。
まい日まい日うたってあげました。
そしたら、すっごく元気になりました。
まるでまほうの木のようでした。
マングローブは、それからもぐんぐんのびて六月のばいのばいの高さになりました。
しかし、……三月十六日学校にいくと、こくばんに
「あれ…マングローブがありませんだれかしっている人おしえて?」とかいてあったのできている女の子だけで二かいも三がいも一かいもぜんーぶさがしました。
どうしてかというと六月からそだてていて二ばいにもなっていたからです。
なのでそれは、だいだいだいじけんです。
となりのくみのいちょうさんもしんぱいしてさがしてくれました。
まず一っかいのかいだんのところに大きな足あとと、はっぱとすながおちていました。たん任のk先生に言ってみたら、まいあさ、そうじをしているA先生という男の先生でした。
二年生にも三年いも四年にも五年にもききました。でもけっきょく見つかりません。
なので学校じゅう休みじかんもやすむどころかマングローブさがしです。
けっきょくみつからないで一日おわりました。
つぎの日こくばんに
「たぶんきのうよんであげた、「あるきだした小さな木」
の本のように、たびをしに行ったんですよ。きっと…」
とかいてありました。
「あるきだした小さな木」
とは、きのうk先生がよんでくれた、お父さんの木とおかあさんの木のあいだにはさまれた小さな子どもの木が人げんといしょにくらしたくてたびに出たけどやっぱりこわくて一しゅう間でかえてきてみづうみのはくちょうの中まになったおはなしです。なのでみんなホットしました。
でもないちゃっている人もいました。なくさめたら
「よかった」
とやったというようにいってくれました。本当によかった。
講評 kamo
れんしゅうのときの作文もよかったけれど、さらにつけくわえてくれて、とてもいいせいしょができたね。
1年生のこうはん、すごくがんばって、いいさくぶんをたくさんかいてくれました。
また2年生でも、リリアちゃんらしくがんばっていきましょう!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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