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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   創造の大切さ   サスケ

まったく新しいすばらしいものをうみだす「創造」の秘密はどこにあるのでしょうか。
かんじんなのは、それまでほかの人がやらなかった組み合わせをこころみるか、こころみないかです。
それまであったものを少し変化させるかさせないかです。それをためしてみなければ、創造は起こらなかったのです。創造こそ人間がやるにふさわしい仕事です。創造が人間がやるにふさわしい仕事であることは、脳の構造と働きからも説明できます。創造とは人間が意味があり、価値があると思う新しい組み合わせですから、ふたつ以上のいろいろなことがらが同時に脳の中に存在しなくてはならないでしょう。創造のために「こころみ」をつみかさねないのは、まったく人間らしくないことになります。
 ぼくはゲームの攻略本を見ないでゲームをクリアしたり、算数の解説を見ないで解いたりしたことがある。その時がすごく快感なのだ。自分でいろいろ試行錯誤をしてうまくいった時がすごく感動なのだ。例えばゲームでいろいろとがんばってゲームオーバーになってしまって、そのくりかえしでずっとやってやっとクリアできたときほっとするのだ。そのしゅんかんがたまらなく好きなのだ。
 この前、お母さんがサラダ用のドレッシングの味に近づけるようにがんばった。
材料は、塩、こしょう、しょうゆ、おす、オリーブオイル、すりおろし玉ねぎだ。おそるおそる味見をしてみた。
「わっ、いがいとおいしいねぇー」
家族でサラダにドレッシングをかけて、おいしく食べた。まさに「虎穴に入らずんば虎児を得ず」だ。
 失敗をくりかえしながらでも自分の力で何かをやり遂げたときは喜びも大きいし、本当の意味での実力がつく。創造とはいろいろなことを試してみることから生まれるのだ。
ゲームの攻略本を読んでその通りに進むよりも、自分でいろいろと試行錯誤をしてうまくいったときの方が感動が大きいと思う。それは創造が感動的なものだからだ。現代社会では、正確さを優先して、正しい答えをすばやく覚えるような勉強をしがちだが、自分でいろいろ間違えたり、いろいろ試行錯誤してみるほうが長い目で見ると人間の成長に結び付くのだ。ゲームや勉強もそうだけど、解説や攻略法を見ながらやっても身に付かない。だから失敗をくり返しながらやっていくのがいいんだなということがわかった。

   講評   sarada


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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