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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   難しかったお菓子作り   きしけん

 僕は、日曜日にキャラメルを作ることになった。なぜかというと、お姉ちゃんの雑誌に載っているキャラメルのレシピを見たら、お菓子作りが初めてな僕でも作れそうだったし、お母さんが前にチョコレートケーキを焼いていたのでお母さんと同じくらい美味しいお菓子を作りたいと思ったからだ。冷蔵庫の中にキャラメルの材料が余っていたので、牛乳と生クリームだけを買えばいいのだ。僕は今回のお菓子作りには自信がある。早速準備に取りかかった。

 初めの作業は、お菓子を作るに当たって重要なちゃんとした分量にすることだ。この作業は意外と大変で、水飴の分量を量るときに固いから量を調節するのに時間をかけてしまった。次の作業は、量を量った牛乳、生クリーム、はちみつ、水飴などを混ぜた後、電子レンジで加熱してまた混ぜての作業を三回繰り返すことだ。そして、それが終わると冷凍庫に一時間ほど入れれば完成だ。美味しいキャラメルができるかどうかワクワクしながら一時間を待った。

 そして一時間後、冷凍庫を開けると薄茶色の美味しそうなキャラメルになっているではないか。僕は早速包丁でキャラメルを切った。ところが、キャラメルは水飴のようで固まっていない。おかしいなと思いながらもう一度レシピを確認した。やはり間違っているところは何もない。こういうときは一回同じものを作ったお姉ちゃんに聞いてみた。お姉ちゃんは、「作り方は間違ってないの?」と聞いてきたので僕は、「間違えてないよ。」と答えた。すると今度は、「分量が違うんじゃないの?」と聞いてきたので、「それも大丈夫だよ。」と言った。話し合ってもなかなか解決できないので、もうちょっと冷凍庫にいれて待つことにした。しかし、何時間経ってもキャラメルは固まらなかった。僕は失敗したのかなと思った。でも、この生キャラメルは食べるために作られたのだから食べないともったいないと思い、水飴みたいなキャラメルを紙にくるめてキャンディーみたいな形にした。家から帰ってきたお父さんやお母さんも僕のキャラメルを食べてくれた。僕はその光景を見てすごくうれしくなった。みんなで夜ご飯を食べているときになんでキャラメルが固まらなかったのかを聞いて・u桙ンた。すると、「加熱をしすぎたからだ。」とか「水飴を多く入れすぎたからだ。」という僕が納得するような意見が沢山でてきた。僕は、今回の反省を生かしてまた同じものを作りたい。

 人間にとって料理をするということは、自信があったけどやっぱり難しいものだと改めて気づかされたような気がした。

   講評   takeko

いい清書になりました。
こうして見ると、やっぱりおもしろい作文ですね!



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