国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   じけんがおこったのは・・・・   いちごちゃん

 「じけんがおこったのは、ズバリ!!!今日の朝でしょう」
「そうなの」
「どうしてですか。だってあなたのかっているリラという犬がげんかんでうんこをしてしまって、そのうんこ。二つころがっていて、そのうちの一つがまるで東京タワーのようにつったっているではないですか。」
「えっ。そうなの。ごめんね」
「いえ、あやまることはありません。でも、ハッハッハッハ。思い出して笑ってしまいますよ。」
  パストゥールのじけんはそれにしても大じけんです。私だとドキドキしてきっとパストゥールみたいにさいしょはことわる。いしゃにすすめられてもぜったいにひきうけません。だって、人のいのちをぎゃくに短くさせるかもしれませんから。もしあなたもたのまれたらどうしますか。私のようにならない人は百人に一人いるかいないかぐらいでしょう。私が弱虫だからかもしれませんが・・・。
「ちょっとそこの君。もしじっけんがしっぱいしたらどうするかね。」
「・・・・・・・。」
「だろうとも。きっとこんな感じにみんななるでしょう。」
 さて、また話はとびますが、私のリラがそのうんこをして、東京タワーをたてたのは本当のことです。私は、そのしゅんかんを目げきしたのです。
「う〜〜ん」
と、してておかしいな。と思ったら一つは横たわっていてもう一つのすごいこと。たっているんですよ。まるで糸をぴぃーんとつられているみたいに。もうそれは、びっくりしました。とってもおもしろくて。
 で、リラの方はそんな自分より小さい東京タワーには目もくれずに、ピューってとんで行きましたよ。自分ではぜったいにうんこをげんかんしてしまったことを気にしています。でも、タワーのことは知らないですよ。
 あっそして今。私の前でじけんが・・・。ひえぇっ〜。

   講評   hira

はじめてこんな楽しい感想文の書き出しを読みました(笑)。パストゥールの「事件がおこったのは」にひっかけて、リラちゃんの珍(ちん)事件を持ってくるとは驚(おどろ)きました。たとえもとてもきょうれつです(笑)。東京タワーのようにピンとたっているう○こ・・・見てみたいような、ちょっとこわいような、そんな気にさせるのもいちごちゃんのたとえ力のなせる技(わざ)ですね。
さて同じ事件のパストゥールですが、よく自分なりに考えを深めて書くことが出来ています。パストゥールの立場に立ち、自分だったら断ること、またその理由がしっかり書けていました。初めてには危険がつきものです。きっとパストゥールもこわいし、相手からのよっぽどのお願いがなければこの話は実現しなかったでしょうね。
さて、話はリラちゃんの事件へ(笑)。げんかんにしてしまったことは気にしているけれど、タワーのことは知らないという結びが面白かったな。えっ次の事件って(笑)!


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