創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日1900 今日1350 合計39499
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   トウ・シューズ記念日   いちごちゃん

 「ねえママ。作文『一輪車記念日』だったけど、トウ・シューズ記念日にする。いいでしょ。ね。」
「うん。いいよ。」
 実は、私が書くトウ・シューズ記念日は出来たてほやほやのほっかほか。だって昨日おきた記念日だから。では、そのことをお話しましょう。はじまりまじまり。
「いちごちゃん、どうでしたか。」
「あんがいかんたんに立てて、けっこう立てました。」
そう、トウ・シューズけっこうむつかしそうに見えるけれど、かんたんなんです。でも、まだ初めてでなれていないので、つま先がすごくいたかったです。
 お母さんも小さいころバレエをならっていたのですが、小学校三年生位の時にやめちゃったそうです。私は、初めてトウ・シューズをもらって、はいて、歩いて、立って、つま先で立って、つま先で歩いた時は不思議な気持ちで何にも思いませんでした。何にもこうふんせず ぼーぉっとした感じでした。歩けた時は
「はっ」
と、していましたが。ほかはあんまり何も思いませんでした。不思議でしょ。自分でもよくわからないんです。
かがみにうつっている、トウ・シューズをはいてつま先立ちしている私はまるでうちゅう人がヘラヘラしているような、たこおどりのヘラヘラになっていました。
 そんなうれしいことや、ちょっとよくわからないことがあって、私がすこーぉし。ほんの少しこうふんしたトウ・シューズ記念日でした。

   講評   hira

「一輪車記念日」が「トゥシューズ記念日」に早速変更(へんこう)してしまうところがすごいね。たまたまもあるのかもしれませんが、いちごちゃんがぐんぐん成長しているから、日々記念日がたくさんになるのだろうなあ! 変更したことも上手く作文に取り込めてしまうやわらかさがいちごちゃんのみりょくだなあと改めて思いましたよ。
私はトゥシューズではたてないのですが、長く練習していてふっと立てるしゅんかんは不思議だけれどあまりおどろくような感じではないのですね。日々の練習の流れにたまたま立てるしゅんかんがあったというような感じなのかな。
「まるでうちゅう人がヘラヘラ」には笑ってしまいました。なれないからちょっとうちゅう人みたいだったのかな。記念日をいちごちゃんらしく、出来たときのうれしようなあたりまえのような不思議なニュアンスを上手く書き出せているところがさすがだと思いました!


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)