低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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部屋をきれいにしたこと のんちゃん
「アッ!あった。」と、私は思わず周囲を見ながら小声で言って、ある本を取り上げました。
駅の構内にあるBOOK GARDENで取り上げた本は、そうじ力研究会代表の舛田光洋氏の「3日で運がよくなる『そうじ力』」(三笠書房 王様文庫)です。50万部近く売れた本とのことでした。私は、掃除がカラキシ駄目で、私の部屋はいつもまるで倉庫のような状態でした。
もし、整理整頓が得意だったら、今の何倍も仕事や家事の能率があがっていたことでしょう。
この本によると、ゴミや汚れ、ガラクタ、不用品などは、すべてマイナスのエネルギーを発する要因なのだそうです。積極的にそうじをして、マイナスのエネルギーを全部取り除くことが必要なのだとのこと。舛田氏は、幸せを手に入れるために努力するよりも、まずは“マイナス”をどんどん捨てていく努力をすることが、最終的に幸せをつかむことになるのではないかと実感しているとのことです。
特に、私の心にグサッときたのが次の2点です。
①「思い出や栄光」を捨てる
押入れやクローゼットの中で不動の地位を占めているのが「過去の栄光」。思い出にしがみついたり、何度もふり返っているようなら、捨てるのが正しい選択とのこと。
②「いつか使うもの」を捨てる
「この服、今は着られないけれど、やせたときのために取っておこう」等。必要か必要でないかを見きわめるとき、この「いつか」という言葉ほど甘く語りかけてくる誘惑はないと舛田氏はおっしゃいます。
この本を読んで、私は着られない服は捨てようと決断しました。
そして、3日かけてかなりの服を処分しました。クローゼットの中が、随分とスッキリしました。また、昔の栄光にしがみついていたらいけないと、子供の頃にもらった色々な賞状や、ピアノの教本なども処分しました。主人が古本屋なので、売れそうなものは売ってもらうことにしました。この中には、昔、集めていた切手、各国のコインなどもあります。本棚や戸棚も大分、整然としてきました。去年の運勢などの雑誌も処分しました。今年も4月を迎え、新年度になったのだから、古いものとは訣別し、新しい運気をひきこまなくてはと思った次第です。
こうして部屋が整い、気持ちもスッキリしてきました。果たして本当に、3日で運がよくなったのでしょうか?これからの運気を見守りたいと思います。楽しい未来がやってくれば良いなあと思います。
講評 tama
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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