国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あだな   しゅんしゅん

 僕は、あだなは、よいと思う。
 その理由は、第一にあだなで呼ぶと、覚えやすいからだ。僕は、友達のことを、ヤミーマウス(おいしいねずみ)や、〇だから、老中(笑)などと呼んでいる。
 その理由は、第二に呼びやすいからだ。あだなで呼ぶと、仲良くなるからだ。
 確かにあだなは人をいじめるので、あだなで呼ぶのはわるいという意見もあるが、しかしあだなで呼ぶほうが、仲良くなるので、よいと思う。
 このような考えから、僕は、あだなは、よいと思う。

   講評   ito

 しゅんしゅんくん、こんにちは!
 いよいよ4月、中学生としてスタートを切りましたね。
 入学準備など忙しいことも多かったとは思いますが、春休みは楽しく過ごせたでしょうか?

「言葉の森」の勉強も、中学生からは一段とグレードアップ。
 これまでの体験作文、感想文からさらに一歩進んで、与えられた課題に対して自分の考えを書いていく「意見文」にもチャレンジしていってもらうことになります。
 ●の項目も、それにのっとった【是非の主題】、【複数の理由一、二】、【反対意見への理解】などになっています。
 まずはしっかりと書き方の順序と、そのコツを身につけていってくださいね!

 そんな新年度最初、4.1週の課題は、「あだ名はよいか(悪いか)」。
「あだ名はよいと思う」という意見を、「覚えやすい」「呼びやすい、仲良くなる」という理由を出し、書いていってくれました。
 しゅんしゅんくんが呼んでいるお友達のあだ名を見ていると、確かに明るく、愉快そうなものばかりでよいですね。
「(笑)」がついた【ユーモア】表現からも、仲良しの間で通じるあだ名の良さが感じられるようです。

 最後の段落には「人をいじめる場合にも使われることがある」ときちんと【反対意見の理解】も入れられており、立派でした。
 この部分で、意見文のできばえが左右されると言ってもよいでしょう。自分の正しいと思うことばかりでなく、きちんとそれとは別の意見についても耳をかたむけ、考えた書き方ができると、素晴らしいですね。

 そして暗唱自習も、中学生用の長文に挑戦でした。
 科学的で、内容も言葉づかいもたいへん難しい長文でしたが、それでも暗唱はバッチリ。完璧でした。すごい!
 この調子で続けていければ、自然と難しい文章を読む力、難しい言葉を使う力も身についていくはず。
 晴れ晴れしい中学校生活のためにも、改めて、頑張っていきましょうね!


↓老中……こんな感じ?(笑)↓

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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