対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日1900 今日245 合計38394
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   チェンジ!   こゆき

 「短所は長所でもある」
前、私が、自分の短所で悩んでいた時に、私の母がそう言ってくれた。
 長所を活かすことも大切だ<複数の意見一>。私の担任の音楽の先生は、中学生の時からピアノを弾くことが大好きだったそうだ。それはどんな時でも一時間は弾く!というほどだったそうだ。なので、それを活かせる音楽教師になったそうだ。そして、自分の得意なことをみんなに役立てることができるからでもあるそうだ。それを聞いて、この先生は長所を活かす最適な仕事に努力して就いたのだな、と思った。
 しかし、短所を克服することも大切である<複数の意見二>。今年のバンクーバーオリンピックで見事銅メダルに輝いた高橋大輔選手も、四年前のオリンピックでは八位に終わってしまった。そこで「短所」という壁<例え>に逃げずに、それは自分が強くないから、と、自分の壁をしっかりと見て、自分の壁を壊すことができたので、今回のオリンピックでは銅メダルになったのではないか、と私は思う。みんな、壁は目の前の壁に逃げずに立ち向かえば、きっと見える世界も変わるのではないだろうか、と私は感じた。
 長所を活かすことも、短所を克服することも大切だ。しかし、一番大切なことは、短所を長所に変えられる強さをもつことだ<総合化の主題>。短所は、別の視点からみれば長所、逆に長所は、別の視点からみれば短所なのだ。つまり、大切なのは、「自分らしさ」をなくさないように、短所をなくすのではなく、それを長所に変えられることなのだ。

   講評   koni


【第一段落】 状況説明ができました。お母さんの言葉を聞いて即座に感じたことを1文続けておくといいね。例「私は、その言葉を聞いてはっとした。雨上がりに虹を見つけたようなそんな気分になった。」

【第二段落】 一つ目の意見を挙げて体験実例を書くことができました。「それはどんな時でも一時間は弾く!というほどだったそうだ。」の文は、更に好きだということがわかる説明になるよう一工夫してごらん。例「どんな日でも1時間はピアノを弾いていたそうだ。運動会の当日でさえも、熱があってもピアノと向き合っていたことだろう。」

【第三段落】 二つ目の意見を挙げて、実例を挙げることができました。自分の短所とまっすぐに向き合うのは苦しいことだけれど、そこから逃げなかったので彼はメダリストになり、私たちに感動を与えてくれたのですね。ぴったりの実例でとてもよいです。

【第四段落】 総合化の主題でまとめることができました。すばらしいまとめです。言うことなし!

 意見文2の書き方がとてもよくできています。この1年、この書き方で練習していきます。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)