国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「あだ名」の是非   くくれ

 僕は本名に「ちゃん」をつけたられたり、放送委員をやっている人が学年で僕しかいないいので「放送」というあだ名が付けられているが、別にそう呼ばれることは嫌ではない(というより最初はあまり好きではなかったはずなのだがいつの間にか慣れた)。なので、僕は人をあだ名で呼ぶことには賛成である。その理由はいくつかある。
 まず一つは、同姓の人の見分けがつくことである。以前、「高橋」君が学年に二人いたことがあり、外見での区別も出来なかった(双子なのでよく似ていた)ので、それぞれの下の名前から一文字ずつとって「将」と「亮」と呼んでいた。ちなみに先生は普通に下の名前で呼んでいた。こうしないと片方を呼んだつもりで、もう片方が返事をすることがある。・・・というより本当にあった。あと、今もクラスに「河合」君が二人いるが、そちらも同じようにしている。
 もう一つは、人間関係の潤滑油になるということである。最初は堅苦しく名字で呼んでいたが、慣れるとあだ名で呼び合うようになった。やはり仲良くなるのにあだ名は必要であると思う。
 確かに、あだ名には、人を傷つける危険がある。だがそれは、そのようなあだ名(具体的に言えば、人の体型のことや、人が気にしていることなど)を付けなければいいのである。以上のことから、僕はあだ名という物には賛成である。

   講評   kira

 くくれくん、こんにちは。委員会の名前で呼ばれるのは、活躍が評判だからでしょうね。夏目漱石の「坊ちゃん」に出てくる教師達はユニークなあだ名がついています。最近のあだ名は呼び名のイメージが強くなってきたようですね。いずれにしても、温もりのあるものです。
 第一の理由はよくわかるからですね。同姓(まして双子)は区別がつきにくい。かりにそういった区別はつくとしても、あだ名はイメージの喚起力があります。
 第二の理由は潤滑油になるからですね。いい言葉を使ったね。ここに何か友人とのエピソードを入れたいですね。
★私が上記に書いたように「第一の理由は」としてみよう。「理由はいくつかある」と「一つは」が遠くなるとわかりにくくなるからです。

 あだ名にはとてもストレートな力があって、プラスにもマイナスにも働きます。私たちはそれを友だちづくりに積極的に使いたいですね。
★次回は名言の引用をお話したいと思います。


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