小１から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。 志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で４０年の実績。 ▶ 個別指導のオンライン作文

昨日1312 今日1408 合計37657□

　　　日本人の個性　　　いすも

　日本はテクノロジーの面に関しては、先進国の中でも進んでいるほうである。テレビやコンピューターで有名なソニーや、テレビゲームなどで有名な任天堂は、全て日本が誇るテクノロジーの会社である。だが、実際に日本人はテレビやコンピューター、テレビゲームを発明してない。発明したのは全て欧米人である。発明された後、研究をして改良したものを売るのが日本人である。日本人は優れたものを真似するより、個性的な考えで物事に取り組んだほうが良いと思う。
　そのためには、まず第一に個性を大事にすることだ。日本人は、アメリカが発明したものを改良するのが得意である。車やコンピューター、カメラ、携帯電話などが例として挙げられる。だが、改良ばかりで、日本人は発明をあまりしない。仮に発明したとしても、世界に大きなインパクトを与えるものではない。缶コーヒーやインスタントラーメンは日本人が発明したが、アメリカが発明したコンピューターや飛行機のように、世界に大きな衝撃を与えることはなかった。このように、日本人が発明をあまりしない分けは日本人独特の性格のせいであると思う。日本人は外国人と比べて、自己主張をあまりしない。他人の意見に同意するばかりで、個性的な考えをあまり外には出さない。逆に、個性のある主張をすると冷たい目で世間から見られることがある。だが、欧米人は個性をとても大事にする。日本人とは正反対に、同じ意見が出ることを嫌がる。だから、コンピューターや車など、意外な発明をすることができるのだと思う。日本人も、もう少し自己主張をし、個人の意思を大切にして物事に取り組んだら良いと思う。
　第二の方法は、失敗を恐れないで、自分を信じて物事に取り組むことが大切だ。ライト兄弟（歴史人物）は飛行機を発明した兄弟である。飛行機は空中に浮く乗り物。発明したものは知識はもちろん、度胸もいるはずだ。発明した飛行機が空中に浮くかどうか試し乗りするのは死を覚悟しなくてはならない。発明失敗のことを考えると恐ろしかったに違いない。それでも、ライト兄弟は飛行機発明に取り組んだ。そして、見事飛行機発明は成功と終わったのである。だが、成功となったのも彼らの失敗を恐れない度胸と個人性豊かな知識や考えがあったからこそである。日本人は互いの意見を尊重していない風に思える。もっとお互いの個性や個性的なアイディアを尊重し、受け入れながら物事に取り組めば良いと思う。日本人は知識はあるのだから、もう少し個人性があればアメリカ人に負けないぐらいの発明ができると思う。
　確かにあまり個人的な考えで物事を取り組んでも、ただの自己中だと思われるかもしれない。私は今カナダに住んでいるが、住み始めて間もない頃は、個人性豊かで自己主張をしっかりするカナダ人が自己中と思えて仕方がなかった。だが、いつまでも他人の意見に流されて、自分の本当の気持ちを出さないと、いつまでたっても同意見しか出てこない。実際に欧米人も日本人は何に対しても「YES」しか言わない、と思っている人が多い。日本人はもう少し個人性を豊かにして物事に取り組んだら良い思う。

　　　講評　　　ogi


　４月からはいよいよ最終学年！
　最後の１年、はりきっていきましょう★