国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   経験して成長する   ショウ

 僕は、便利さや快適さに頼らず、自分で体を動かしながら生きていきたい。
 そのための方法としては第一に、時間を惜しまないことだ。僕は以前、修学旅行である街に行ったことがある。そこは、そのちょうど約一年前、家族と旅行に行った場所だった。昔の首都だったため、大きな城がある。その城を見学したとき、家族旅行ではガイドがなく、修学旅行ではガイドが付いていた。当然、ガイドが付いていたほうがわかりやすいのだが、ガイドは要所しか解説せず、その間の通路などは解説しないどころか見る暇さえあたえてくれなかった。家族で旅行した時には、細かいところまでじっくりと時間をかけて見ることができた。時間はかかったが、とても印象に残る旅行となった。また、山に登ったときも、家族で行ったときには、長い時間をかけて歩いて登ったが、修学旅行では、時間が限られているため、ロープウェイで頂上まで行って景色を見て返ってきた。ロープウェイは短い時間で楽をして絶景を楽しむことができたが、徒歩で登った時は、鳥の鳴き声や川のせせらぎなど、森が生きている証をたくさん見た。苦労して登った頂上にたどり着いた時は、達成感を感じ、景色はロープウェイで登った時とは比べ物にならないほど美しく感じられた。
 また、第二の方法として、苦労を惜しまないことだ。フランスとイギリスの間にドーバー海峡という海峡がある。この海峡はとても狭く、泳ぎ切った人もいる。日本人にも泳いだ人がいる。この人たちは、恐らく皆、今の発達した文明に頼らずとも生きていける、ということを言いたかったのだと思う。
 確かに暮らしを楽にする便利さや快適さは大切だ。しかし、「経験は最良の教師である」という名言があるように、自分で何かを成し遂げることで得るものは大きいと僕は思う。そういうことができる人間に僕はなりたい。

   講評   kei

 私たち人間は、時間を節約しなるべく手間をかけずに簡単に何かができるように便利な道具を開発しました。文明が発達したおかげで、短時間で遠くまで行かれるようになったし、短時間でたくさんの仕事がこなせるようになりました。しかし、そのために失ったものもたくさんあります。それは、物事をじっくり考えることだったり、自然と触れ合う機会だったり、体を動かすことだったり、とても大事なものでした。それは、目には見えないとても大事なものですね。
 新しい●(項目)をしっかり考えて、今週もしっかり感想文を書くことができました。自分で考え文章化したものは、確実にショウ君の心の引き出しにしまわれます。そして、必要な時にはその引き出しから取り出すことができるのです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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