低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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「レトリック」は大切 ローズ
レトリックは、私たちの認識と言語表現の避けがたい一面性を自覚し、それゆえに、もっと別の視点に立てばもっと別の展望がありうるのではないか・・・・・・と探求する努力のことである。創造力と想像力のいとなみである。相手の立場、別の視点に立ってみればどんなぐあいにものが見えるのか、ということを思いえがいてみる能力である。
私は、物事を自分の視点からだけではなく、いろいろな視点から見ていくことが大切だと思う。私は今、「シャーロック・ホームズ」と言う本が好きなのだが、人の証言や証拠をもとにしていろいろな視点から事件を見ていって核心に迫っていくという話で、私はこの本は、疑問に思ったことなどがあればホームズのようにいろいろなところから考えたり見たりすることが大切なのだということを、いっているのだろうと思った。
逆に物事をいろいろなところから見すぎるといざ、決断しようとするときに
「どれがいいんだろう?」
となってしまったりすることがある。だけど、いろいろなところを見ることで、新たな情報が得られるかもしれないからやっぱり、いろいろな視点から見ることが大切だと思う。
講評 kia
「物事を多角的に見る」=レトリック といってもなかなか難しいことだよね。だけど、いろいろな方向から物事を見てみると新しい発見があったりするんだね。
☆要約☆ 長文のポイントとなる部分を抜き出せていたね。この調子。
☆是非の主題☆ 物事を自分の視点からだけでなくいろいろな視点から見つことは大切だと書いてくれたね。是非の主題がばっちり決まったね。
☆複数の理由1・2☆ 是非の主題を決めた理由をふたつ入れて書いていくよ。「その理由は第一に・・・・」「その理由は第二に・・・」という言葉を使って書くよ。
☆体験実例☆ 茜さんの好きな「シャーロックホームズ」がいろいろな証言をもとにして事件を解決していくという例を挙げてくれたね。なるほど! いろんな人の話をもらさず聞くことが核心に迫る早道なのかもしれないね。
☆反対意見への理解☆ 多角的も過ぎると決断のとき迷うことがあるということだね。「確かに・・・」という言葉を使って書いたのがいいよ。
☆ユーモア表現・名言の引用☆ 文のなかに読んでいる人がクスッと笑うようなユーモア表現や偉人などの名言を入れて書いてみよう。
シャーロックホームズを例に挙げていろいろな角度から話を聞くことの良さを書いたのが良かったね。もうひとつ自分の体験談で似た話を見つけられるといいね。
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