国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   川の流れ   Qちゃん

 ところがその時、どうしたはずみか中央に行きすぎ、気付いた時には速い流れに流されていたのである。私は体の向きを百八十度変え、今度は下流に向かって泳ぎ始めた。すると、あんなに速かった流れも、私をのみこむほど高かった波も静まり、毎日眺めている渡良瀬川に戻ってしまったのである。「あなた方の会った試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実なかたですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせることはなさいません。」
 私はこの話を読んで一番すごいなと思ったところは、作者が川に流されておぼれている時でも、脱出の道を考えたことだ。
 私は同じく川に流されたことがある。まるでカメのようにとろとろと流されていたが岸からは遠かった。どうしようかと考えているうちに父に止めてもらった。でも、その時は牛乳パックで作られたいかだの上に乗っていたので、父に止められていなくてもだいじょうぶだったと思う。しかし、もういかだは作りたくないと思った。
 他の「川」は英語の習い事のすがたり大会だ。すがたり大会とは、一人の人がお話を全部話す大会である。私もそれに出たが、始めの言葉がどうしても思い出せなかった。母に聞きに行ったが、
「え、、、しらない。」
と言われて自分の席にもっどった。それで、はじめの音楽を思い出したら言えるようになった。とてもうれしかった。
 私は作者の言うとおりだと言うことがとてもよくわかった。これからも流れに逆らわないようにしようと思う、。

   講評   tama

 思いがけない出来事に直面すると、たいていの場合はあわてて、頭の中が真っ白になってしまうと思います。しかし、ピンチのときにこそ冷静になることで、よい考えが浮かんでくるのです。

【要約】 「三文ぬきがき」の要領で、大切な文を上手にぬき出すことができています。

【体験実例】 Qちゃんが乗ったいかだが流されているとき、見ていたお父さんは、川下に回りこんで止めてくれたのですね。お父さんの冷静な判断によって、Qちゃんはピンチを逃れることができたということですね。
 「すがたり大会」で言葉を忘れたときも、大ピンチでしたね。ここではQちゃんが落ち着いていたことで、うまく切り抜けられました。

【わかったこと】 「作者の言うとおり」をくわしく書いておくと、わかりやすいです。

◎ 今回は、完璧に「常体で書く」ことができました。また「父」と書くことで、全体の印象が大人っぽくなっていますよ。この調子です!

                   

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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