創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   技術の進歩   しんご

 ふつう死は、心臓が停止して血流がとだえ、それに続く全身の生命活動の停止として起こる。ところが脳が先に機能停止におちいることがある。この場合、人工呼吸器の力でしばらくの間は「生かして」おくことができる。つまり、生を手放しながらなお死を中断された、ある種の中間的身体が作り出されるのである。人間にとっても、死だけは最近まで、無意味な喪失であり続けてきた。「みなしの死」によって、今や死は新しい「資材」を分泌する生産的な死、人間自身の規定する「人間的な死」となった。だが、この論理は事態の「不気味さ」に目をつむっている。人間はこの「不気味」な状況を欺瞞なしに受けとめ、そこに身を開きながらありうるべき関係を探ってゆくほかはない。それが「非人間化」する世界の中で唯一保ちうる「人間的」態度だと言えるだろう。我々は、技術の進歩に見合うだけの精神を持つべきだ。
 そのための方法としては第1に、現実から目をそらさず、問題点を明らかにすることである。卓球の試合でよく現実逃避したくなる時がある。その理由は、自分の思ってる通りにボールがはいらなくて相手に点数をたくさんとられてしまうからだ。また、逆に焦っても動揺してしまって負けてしまう。これからは何か困ったことがあったら冷静に対処し、ピンチの時に動揺してしまって失敗しないように努力していきたい。
また、方法の第2としては、問題に対しては、大勢でよく議論を尽くすことだ。昨年の5月から実施された裁判員制度は、実際の刑事裁判に一般の市民が関わり、裁判官と一緒に刑を決めるというものだ。他の人間の罪を抜き、その人生をも左右する裁判員には、将来、だれもがならなければならなくなる。皆で議論を重ねることが、ますます重要になってくるだろう。
 確かに、技術の進歩は目覚ましく、人間の意識の方がついていけなくなりがちである。しかし、「哲学者たちは、世界をさまざまに解釈してきた。しかし、大切なのは、解釈することではなく、変革することである。」という名言があるように、技術の進歩につれ、倫理観も変革していくべきだ。

   講評   suzuyo

 しんごさん、こんにちは^^4月とは思えないような寒さですね><

第1段落
 筆者の主張を中心に要約することができました。当為の主題も適切です。
第2段落
 方法の一つ目を挙げることができました。自分の体験から、意見を裏付けられるような体験をみつけ、理由も上手に説明できています。焦って動揺しないためには具体的にどうすれば良いか、という辺りでもう少し詳しく書けそうですね。
第3段落
 方法の二つ目を挙げることができました。社会実例も適切です。
第4段落
 反対意見へ理解を示し、名言を引用し、当為の主題に戻ってまとめることができました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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