対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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環境破壊 かふた
目的を気持ちよく、楽しく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生生物を中心とした自然だ。美しく維持されている里山は、必要なてまひまをすべて山里の人びとの善意に負っている。また、里山には治山、治水という機能がある。山が荒れて土砂を川に流しこみ、中流や下流に水害をおこさせないようにするはたらきだ。おいしい水を川へゆっくり供給するという機能もある。野生動物たちにとって一番いいのは体をかくしてくれる緑の廊下で、緑のコリドーとは人間が立ち入らないことにする。野生動物たちは安心して緑のコリドーを伝わって移動できる。野生動物とのほんとうのつきあい方を私たちがしっかり知ることだ。(要約)
私は、去年屋久島に行った。屋久島は島が小さいからレンタカーで車を借りて1周した。そして、途中に「熊に注意!」と書いてあった。その時、猿が出てきた。車を降りたりして、写真を撮ったりしていたら、鹿も出てきた、私は野生の動物を見たことがなかったので、感動し、腰がぬけそうになった。(体験実例)(笑)(ユーモア)
私は野口健さんの講演を聞いたことがある。富士山はとても汚かったそうだ。その時の目的はゴミ拾いであったそうで、すごいゴミがたまっていて、持って帰るとき重くて大変だったそうだ。(体験実例)
私は人間は完ぺきに環境破壊をする生き物だなと思った。立つ鳥跡を濁さず(ことわざ)のようにゴミでも何でもポイ捨てをしないで、自分で始末しないといけないと分かった。(分かったこと)
講評 taimu
こんにちは。野口さんのお話によると、エベレストでごみ拾いをしていても日本のお菓子のパッケージが多いそうですよ。なんだかがっかりしてしまいますね。二つの実例、どちらも長文にふさわしい題材でした。題材探しが上手だね〜。
<構成>長い文章でしたが、内容を消化できているね。ポイントになる部分を的確におさえた上手な要約です。
<題材>屋久島を訪れ、たくさんの動物に遭遇した体験を取り上げることができましたね。さくらんぼちゃんが興奮したり感動していた姿がイメージできますよ。これらの野生動物が守られるためにどんな工夫がされていたのか、気づいたことがあれば追加してみるといいね。
<表現>「感動し、腰がぬけそうになった(笑)。」のですね。積極的に表現が工夫できているね。ことわざも適切。
<主題>「人間」というキーワードを用いてまとめることができましたね。「…は人間にとって…である 」や「人間にとって……とは……」という形式でまとめることもできるよ。→例「人間にとって環境を破壊するということは、自分たちの生活をおびやかすことである。」
●「私は野口健さんの」の前は、1マスあけておこう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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