国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   物事を多角的に見る   柏もち

 ふだん私たちは、コインを丸いものとみなしていて、それは円盤形のことだと、誰でも承知している。けれども、コインはいろいろな見方ができる。私たちは日常において、いつもある視点からある光景を見る。しかし、ものごとはいろいろな視点から見ることが必要だ。レトリック感覚は、発見的な認識には欠くことができないうえに、人をできるだけよく理解するためにこそ必要なのだ、ということになる。そして、価格の多様化のためにレトリックは役に立つ。物を多角的に見るのは良いと思う。
 その第一の理由は、ものごとを多角的に見ると、新しい発見があるからだ。たとえばいつも学校で話したり見ていたりすると、力が強くて怖くて乱暴な人だと思っていても、遊んだりするとそのひとは本当はいい人だったりする。そのひとは、ぼくが昼飯代を忘れてしまった時、ハンバーガーを一つおごってくれたり、遊びの予定が急に変わって映画を見ることになった時、なんのちゅうちょもなく1000円貸してくれたりする。しかも、猫にカワイイとか言ったり、イメージしていた人と正反対の優しい人だったのだ。
 その第二の理由は、
 確かに、ものごとを一つの方向から深く見ていくことも時には必要である。しかし、「脱皮できない蛇は滅びる」という名言もあるように、物事を多角的に見なければ見えてこない部分も多いのだ。

   講評   arare


 柏もち君の友だち、なんだかかっこいいですね。おごってもらったハンバーガーは格別な味がしたのではないですか。人をみかけで判断してはいけないですね。じっくり付き合い、いろいろな角度から友だちを知ることが大切です。

 二つ目の理由としては多角的に見ないと本当の姿がわからないことを挙げるといいでしょう。柏もち君の得意なロボット製作をするとき、正面からの平面図しかなかったら、そのロボットの正確な姿がわからないということはありませんか。

 結論の書き方はだいぶ慣れてきましたね。「脱皮できない…」の名言はつねに進歩していく必要性をいっているので、「ある角度から見ただけで全てがわかったと思わず、物事を多角的に…」と言うまとめかたをすると、さらにわかりやすくなります。

 がんばりましたね。

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