対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日1990 今日239 合計45928
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   臨機応変   いまの

ら抜き言葉は、四番目の「可能」において頻繁に現れる。もっと言えば、ラレルの使い分けは七面倒すぎるから少し整理して感便にしようと言うわけだ。口は希代の怠け者、なにかというとすぐ手抜きをしたがるのである。その一方で、とりわけ可能の表現をラレルから独立させ、つまりラ抜きのレルにして、「見れる」「来れる」「起きれる」という具合に表現することにした。さらに付け加えるなら、ラレルよりレルの方が発音しやすく簡潔でもあるので、よく使う可能表現をレルにしてしまったということでもあるかもしれない。<要約>
 たしかに古くて正しいものには美しさを感じるという意見もある。例えば、私が習っているお茶もそうだ。お茶は古くから伝わってきた、それぞれの流派によって違う、型がある。そして、その動作が一番美しいとされ、よけいな動きはしないように言われる。一つ一つの細かい動作まで定まっていて、先生の話された通りに動いていると、まるで機械になった気がする。でも、とても楽しい。古くて正しいものには、長く続いてきただけの良さがあると思う。
 しかし、新しいものには便利さや斬新さがあるという意見もある。IPodや携帯もそうだ。最近はどんどん新しくなり、どんどん便利になって言っている。デザインや色もいろんなものがでて、広い年代のひとが使える。私は、古い型にとらわれず、自由に新しい物をどんどん作っていくことは大切だと思う。
 古くて正しい物を追求するのも良い。新しい斬新な物を取り入れるのも良い。しかし、一番大事なのは、そのときに応じてふさわしい立ち振る舞いや、物にすることだ。「いかに飽きずに続けるかではなく、飽きることと続けることをいかに両立させるかということが大切だ。」という名言があるように、その場面にふさわしく、臨機応変に動きたいと思う。

   講評   komiko

 いまのちゃん、こんにちは! 自分らしい「体験実例」が引き出せましたね。

 ヤマブキの課題になってまだ三作目ですが、今回はいまのちゃんらしさがよく感じられる「体験実例」を茶道の教えから引き出すことができていました。「その人らしい会話」を入れたり、どのような所作が難しいのかをもう少し詳しく書けるともっとよく様子が伝わってきそうですね。「意見一」では「たしかに古くて正しいものには美しさを感じるという意見もある。」と挙げてくれました「意見二」では「しかし、新しいものには便利さや斬新さがあるという意見もある。」として社会実例として情報機器の便利さのを考えていますね。第四段落「総合化の主題」では「しかし、一番大事なのは、そのときに応じてふさわしい立ち振る舞いや、物にすることだ。」と、しっかりと「総合化の主題」をまとめましたね。ここでの文末は「〜ふさわしい立ち振る舞いや物を選択することだ。」とできるともっとよくなりますね。 そのあとの「名言の引用」もできています。よく考えてくれましたね。

 次は四月二十二日(木)に電話します。清書の週です。「暗唱チェック」は、1-9の900字暗唱です。一日二〜三回通して音読をしてうろ覚えをなくしていきましょうね!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)