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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   矛盾   サッカー少年

いつから世の中が矛盾に恐れるようになったのか知らないが、頭から悪いものときめてっかかっている人が多い。どうも矛盾には良いものと悪いものがあって、嫌われる、いわゆる矛盾は、良いものを除外して考えているようである。しかし同じ平面の上を、反対方向から進んで来た二つの同じ力がぶつかれば、両者はお互いに相殺し合って、運動のエネルギーは消滅してしまう。ぼくは矛盾は良いと思う。その理由は二つある。<要約>
第一の理由として新しい発見や新しい創造があるからである。なぜならぼくは、学校の先生は真面目な人より、ちょと授業と外れる人の授業の方が覚えていることが多い。ぼくも同じで国語の先生の授業は一生覚えてられるだろう。それほど国語の先生は面白い。特許の話で自分がしっかりしていたら億万長者だったそうだ。
第二の理由として、矛盾がないとつまらないからだ。先ほども言ったようにまじめにやっていたら、家でだってできる。しかし盛り上がったり、授業とちがう先生の体験を聞くことは家で出来るものではない、それが学校だとぼくは思う。まるで先生みたいな事を言ってしまった。
確かに真面目は必要だ。しかし悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。という名言があるように矛盾も必要なのである。

   講評   nakami

矛盾することはいいことだ、という意見を書くことができました。一般的に「真面目」であることはいいとされていますが、時には「不真面目」であることのほうがいいと思ってしまうというところが、今回のサッカー少年くんの矛盾を感じるところなのですね。
「言っていること」と「やっていること」が違っている時も「矛盾している」と感じる時ですよね。。探せばいろいろな事例が出てきそうです(^^)
<構成>要約できました。「ぼくは矛盾(すること)は良いと思う」という意見を書き、その理由を二つ考えることができました。
<題材>それぞれの理由に対して、サッカー少年君の身近な体験談を書くことができました。私もその先生の脱線話を聞いてみたいです(^^)
<表現><主題>「確かに真面目は必要だ。しかし、悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである、という名言があるように矛盾も必要なのである」というところ、とてもいいです。名言を入れながらとても上手にまとめることができました。
<表記>制限時間内に書くことができました。


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