低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
道 さくら
「私」は神奈川県横浜市に住んでいる中学生、身長は○○○センチで体重は○○キログラム。学校では出席番号は○○番でこの間の学年順位はこれくらいだった。しかしこのようなことがいくら分かっても「私」自身を説明したことにはならない。「私」は決して他人と比べることのできないたったひとつの存在である。
確かに、大勢のなかで見た、客観的な指標は大切だ。そのことによって人間には目標ができるし、努力もできる。例えば学校では定期テストごとに順位が出る。それにより今自分が学年のなかでテスト結果においてどれくらいの位置にいるかが分かる。それにより次は○番以上を目指そう、という目標ができる。平均点も同じである。自分の学年はこのくらいの学年であるということや、そのときのテストの難易度が分かる。そこから次のテストの目標点数を考える。その点数をとるにはどうすればいいのか、と思いまた勉強を始めることとなる。
しかし、人間には同時に、他人との比較では測れないものがある。人には夢がある。たとえ他の人にあきれられるようなことでも、子供っぽい夢だ、と思われてもその人にとっては生きる意味を教えてくれることかもしれない。例えば、エジソン。エジソンは気にしないでも良いような変わった質問をして学校の先生を困らせ、学校をやめてしまった。しかし母の助けもあり、自分のやりたいことを真剣にやっていた。そして多くの人を幸せにできる多くの物を発明した。
このように、人間は他人との比較の中で比較される自分と、自分自身の人生のなかでわかる自分とがある。しかし「才能とは自分を信ずる能力である。」という名言もあるように一番大切なことは自分の信じた道を進んでいくことではないか。(総合化の主題)
講評 jun
今回は、意見化するのが少し難しい長文だったと思いますが、どちらの意見もよく書けています。定期テストの例もエジソンの例もとてもわかりやすい実例です。
自分自身を知るということは大事なことですが、それで終わりではなく、そんな自分を生かし、信じた道を進んでいくことがもっと大事なことですね。総合化の主題もうまくまとめました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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