対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日1990 今日1063 合計46752
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   時間の使い方   ショウ

 僕は時間に縛られずに生きていきたい。
 そのための方法として第一に、ゆとりを持って生活することだ。勉強、生活など、全ての面において、達成できない目標を持って常に時計を気にしながら行動するのは、気持ちがよくない。十分達成できる目標を立てることで、後でたくさん遊びたいから、と一生懸命に取り組むこともできる。僕が今通っている塾は、中学三年になってから課題の量が一気に増えた。恐らく五倍以上はあるのではないかと思う。僕は部活と習い事もしているので、勉強できる時間は限られてくる。その中で頑張って終わらせようとするのだが、なかなかうまく行かず、結局睡眠時間が三時間、というような日も出てきてしまう。課題をやっていかないと、すぐにクラスを落とされてしまうため、勉強する時間の一秒がとても貴重な時間に感じられる。今は遊ぶ時間はほとんど全くないが、これからは少し余裕を持てるように、頑張っていきたいと思う。
 また、第二の方法をとして、一つの物事に熱中することだ。日本の偉人と呼ばれる人の中に、野口英世がいる。黄熱病の発見をした人だ。彼は十年以上にも渡り人々の健康のために黄熱病の研究に力を注いだ。結果、彼自身黄熱病にかかり、亡くなるが、黄熱病の研究に熱中し、世の中の役に立ったため、後悔はしていないと僕は思う。
 確かに、規則正しい生活を送ることも大切だろう。しかし、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言があるように、僕は時間に縛られずに生きていきたい。

   講評   kei

とても上手に的確にまとめられました。大変身近なテーマですね。
 体験実例は、まさに「今のショウ君」の生活について!中学3年生は、来年の春に向けて大変な1年間です。受験勉強に追われる毎日ですが、中学3年生で経験すべき大切なこと(友だちとなにか一つのものを作り上げる経験、記録に向って無心の努力をする、人のために自分の時間や能力を使ってみるなど)も是非、体験したいものです。これらはいつでもできるようでありますが、実は中学時代にしかできないことでもあります。中学校時代は、一生の友だちができる素敵な時代でもあります。充実した中学校生活を送るためにも、ゆとりをもった生活をしたいですね。
 「野口英世」の実例もうまくまとめられています。「世の中の役に立ったため、後悔はしていないと僕は思う。」この部分がとても大事です。ただ実例を書き出すだけではなく、ショウ君の見方を書くことができました。
 中学3年生は、学校生活でも責任ある立場に立つことが多いです。しかし、楽しい楽しい時代でもあります。時間を上手に使って、充実した日々を送ってくださいね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)