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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私という存在について   まりりん

 「私」という人間がこの世に存在しているということは、人間にとってもっとも根本的な「ふしぎ」のようである。「私」とは何者かと比較的はっきりとした形の疑問が生じたり、他と異なるものとしての「私」が存在する、と感じるのはどうも十才前後のようである。自分の人生を生きるとき、死ぬ時にあたって「自分の生涯そのものが世界の中でほかにはない唯一の物語である」ということにきづくであろう。自分の人生を豊かで意味のあるものとするためにいろいろな「ふしぎ」についての物語を知っておくことが役立つのではないか。(要約)
確かに客観的な視点で見ることは大切だ。そのことによって目標を決め、努力することができるし、自分がどれぐらいなのかと知ることもできる。例として、私はテストの順位が悪くなったことがあった。それで順位をあげようと思い勉強し、次の定期テストで順位があがった。それは客観的に見て(順位)、順位を上げるという目標をつくり、努力して結果がでたということだ。
しかし、人間には他人と比較できないものもある。例として将来の夢だ。将来の夢はいろいろある。先生になりたい人もいれば、美容師、医者になりたい人もいる。だれが一番すごいなんてわかるものではない。人によってどんな人になりたいか、どういう生き方をしたいかも違う。それぞれの目標があり、生きているという意味があるのだと思う。
客観的にみることも、比較しないことも大切だ。しかし、「花はだれが見ていなくても咲いている」という名言があるように、たくましく生きていく力をつけることがもっとも大切なことなのではないか。

   講評   kira

 まりりんちゃん、こんにちは。「自分という不思議」を見つける話は文学的で難解な文章でしたが、しっかり読み取れました。まりりんちゃんにも、五感を研ぎ澄まして児童文学を読んだ体験がたくさんあるのではないでしょうか。
 本を読むように、自分をほかのものと比べて確認することはとても有効で分かりやすいものです。だから勉強でもテストという客観評価があり、運動でもライバルと競い合うことになります。
 しかし、誰とも比べられないものもあります。読書をして感動しても、他のひとの感動と比べられないのと似ています。将来の夢は自分自身が内なる意識で追うものです。比べられませんね。夢を追った偉人たちのことを紹介してみよう。
 そうして、いちばん大事なことは、自分を見失わずたくましくひたむきに生きることですね。生きる力を育むことが大事です。
★最後は「・・・ではないか」より「・・・である」がいいね。


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