国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   矛盾ってよいもの?   BOY

矛盾にはよいものと悪いものがある。互いに相殺しあう矛盾は悪い矛盾である。しかし論理的な一貫性がありすぎると自家撞着におちいる。芸術は、平面論理を嫌う。この世の中に矛盾がなければきっと、退屈だろう。この世界は理と矛盾のバランスで保たれていると僕は思う。だから矛盾はよいと思う。       
その理由としては第一に、矛盾によって新しい発見や新しい創造があるからである。僕は友達と会話しているとき少しのずれによって、すぐ終わってしまいそうな話が休み時間が終わってもまだ話し足りないぐらいの話題になったことがある。またお笑いコンビでも矛盾コントというのをやっている人達がいる。片方の人が思っている事と内容は少し似ているがほとんど違うことを思っている人との会話がとてもおもしろい。                                                     
また第二の理由としては、矛盾がないとつまらないからだ。例えば替え歌などがそうだ。僕が通っている学校では最近替え歌がはやってきている。実際になにかの歌の内容を変えて歌ってみるとなかなかおもしろい。替え歌は少し前まではあるテレビのきかくで替え歌甲子園などというものまでやっていたほど人気だ。替え歌も矛盾が重なり合って出来るものもある。歌の歌詞を間違って聞いたらたまたまおもしろい内容になったなど・・・。このように矛盾は僕たちに楽しい時間をくれる。だから矛盾は大切だ。        
確かに、理にかなっている事も時には大切だ。しかし、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言があるようにときには矛盾も必要だ。

   講評   takeko

 新しい課題のわくぐみも理解でき、項目課題の書き入れも正しくできましたね! 今回むずかしいテーマでしたが、理由や実例もよくできました。
「要約」長さ・ポイントとともにとてもいいです。「是非の主題」「矛盾はよいと思う」
「理由一」「新しい発見や創造」「体験実例」ともだちとの会話。「休み時間が終わってもまだ話し足りないぐらいの話題」という表現がいいですね。論理的で話がずれないと、かえって話がすぐ終ってしまいますね。話が広がるからこそ、いろいろな発見があるというわけですね。また、「矛盾コント」っていうのがあるのですねー。最近は若手お笑いがふえすぎて、知らない人ばかりです!
「理由二」「矛盾がないとつまらない」「替え歌」がはやっているのですね!「替え歌甲子園」・・・またまた知りません(笑)。もし、さしつかえなければ、こういう部分に、その「替え歌」の歌詞を実際どれか一つ書いてみるといい実例になるんですよ。字数課題がふえてきたとき、具体的に書くという練習に入るといいと思っています。
「まとめの段落」こちらも書き方わかってきたと思います!

(動く絵です。インターネットの講評で見てくださいね)

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