対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書の楽しみ   かふた

 読書の楽しみは一人でできる楽しみだ。誰でも、望めば昼となく夜となく好きな本を読むことができる。こんな便利な娯楽はめったにない。読書の楽しみは無限だ。本を沢山読むということは、日本語を沢山読むということである。そして日本語による表現の多様性、その美しさと魅力を知るということもある。私は本を読んで日本語の文章を楽しんで来た。それも読書の楽しみの一つだ。(要約)
 私は「怪盗ルパン」「怪人二十面相」「シャーロックホームズ」「西遊記」「精霊の守り人」などはとくにはまってしまい、時間も忘れてしまうほどだ。最低でも1時間は読んでしまう。母が何も言わなかったら……。(体験実例)
 私は、5年の時の担任の先生は本好きだったので、「縞模様のパジャマの少年」を読んでもらった。その大まかなあらすじは主人公のブルーノのお父さんはユダヤ人の牢屋を管理する人で、そこの牢屋で生年月日全部同じ、シュムエルという少年が出てきて、一緒に冒険をしたりすることになったのだ。それを映画で見ると内容がほとんど抜けていたので、やっぱり本で読んだ方が面白いなと思った。私にとって、本の良いところは、自分のペースで読める。情景を自分で想像でいるところだと思った。私は縞模様の灰色と白が交互に混ざった服を持っている。だから、その服を着ているとシュムエルとか縞模様のパジャマの少女とか言われる。そのうちほんとにシュムエル見たいになってしまうかもしれない(笑)(ユーモア表現)。(体験実例)
 人間にとって読書とは、はまってしまうと鹿を逐うものは山を見ず(ことわざ)になるものだと分かった。(分かったこと)

   講評   taimu

 こんにちは。さくらんぼちゃんは、たくさん本を読んでいるね。筆者の主張にも共感できたことでしょう。

<構成>いつも工夫しながら上手に要約できているね。読書の魅力をしっかりおさえることができました。

<題材>二つ目の実例では、本の良いところを挙げることができました。同じ作品でも映像で見るのと、本を読むのとでは違った印象をうけることでしょう。一つ目の実例では、さくらんぼちゃんの生活の中に読書が定着している様子がうかがえます。「母が何も言わなかったら最低でも1時間は読んでしまう。この前も……」という具合に、実際のエピソードを追加して、はまりっぷり(笑)をアピールしてみると話がふくらみますよ。

●想像でいるところだと→想像できるところだと
●第二・第三段落の書き出し部分に説明を加えておくと、段落のつながりがスムーズになるでしょう。
例 第二段落「私は読書が好きだ。『怪盗ルパン』……
  第三段落「ところで、同じ作品でも本と映画では違った印象を受けることがある。5年生のときの……」 

<表現>お話にでてくる登場人物とにたようなお洋服を持っているのですね(^^)。さりげなくユーモア表現をとりいれることができました。

●シュムエル見たいに→みたいに

<主題>「人間にとって読書とは……」と大きな意見が書けました。夢中になってしまうとほかのことが目に入らなくなってしまうほど楽しむことができますね。また反対に誰かとおしゃべりしながら気楽に読める本もあります。本の内容を自分の状況で選ぶことができるのも、本のよさの一つでしょうね。

                

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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