創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自由   かはふ

人々が時間に追われるようになったのは、時計が発明されてからといわれる。考えてもいれば太古の昔から、人々は太陽や星の運行にともなって時が過ぎゆくことを実感していた。朝のテレビ番組は時計代わりといわれるようになって久しい。画面に時計表示がなかったころは、放映されている番組で大体の時間を知るのが普通だった。能率的、効率的でない時間の使い方のできるチャンスをいかにして確保するのかが、私を含めて多くの日本人の課題でであろう。私は時間に縛られずに生きていきたい
 そのためにはまず、物事に集中することだ。よく、物事に集中してやっていたら、いつの間にか時間が来てしまったなどということはないだろうか。例えば、僕も、数学の宿題をやっているとき(計算問題)集中して夢中になりながらザーとやっていって、宿題が終わると、3時間も立っていました。こんな風に夢中になればあっと言う間に時間はたっていくのです。
 第二の方法としては、ゆとりを持って生活することだ。ゆとりを持って生活すれば、、時間に追われることがないはずです。自分にあったペースの時間の使い方で良いのではないかと思う。
 確かに、時間どうりに規則正しい生活を送ることも大切だ。しかし、「自分が考えるとうりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとうりに考えるようになってしまう。」という名言があるように、私は時間に縛られない生き方をしたみたい。

   講評   kira

 かはふくん、こんにちは。今回のテーマは、文明の中で生きる私たちにとって大きな問題点ですね。かつて、自然の中で自然のリズムで生きていた人間が、道具を使い文明を発達させ時間を刻む機械を作り上げた。同時に、生産性や効率といった競争も創り上げていった。その結果、真面目であればあるほど忙しくて窮屈な毎日になったのです。
 そんな中で、無垢な子ども達だけは、遊びや自らの欲求に夢中になれるから時間の呪縛から解かれている。(はずだったのに、最近のお子様はお稽古塾にいそがしいね。)しょうたくんは数学に夢中になって、その時間を主体的に過ごせました。「ザー」がいいなあ。
 ゆとりをもって毎日を暮らすことは、みんなの永久の憧れかもしれない。少し「ゆとり」の例をあげたいね。
 しかし、社会の一員である以上、協調性も必要なので、規則正しく時間に乗ることも必要です。しかし、オートメーションのベルトに乗っかったような、考える暇もないような暮らしにはしたくありません。あくまでも、自分のための時間であってほしいですね。

★「3時間も立っていました。こんな風に夢中になればあっと言う間に時間はたっていくのです。」→感動して「敬体」になってしまいました。(笑)「立って」は「経って」で。
★「時間どうりに」→どおり。「考えるとうり」も「とおり」


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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