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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書に集中する事の楽しみ   リザードン

 〈要約〉                         読書の楽しみは一人でできる楽しみだ。こんな便利な娯楽はめったにない。老人子供 、病人でも、多くの場合には、それぞれ読んで楽しめる。しかもカネがかからない。こんなに安くて便利な楽しみを知らぬ人がいるとすれば、その気の毒な人に同情しなければならない。活字情報に「オーディオ・ヴィジュアル」の情報が加わったため、どちらも、楽しめば良い。読書にどのような楽しみがあるか。それは、知的好奇心の無制限な満足と日本語による表現の多様性、その美しさと魅力を知るということもあるだろう。      
 今まで、読んだ主な本は「バッテリー」「ハリー・ポッター」「ブレイブ・ストリー」などだ。特に「ハリー・ポッター」は、塾に通う途中の電車の中で読んだ程だ。あれほど、重い本を良く持ち歩けたものだ、今は思う。父の勧めで第一巻の「賢者の石」を読み始め、あれよあれよと言う間に、まるで新幹線に負けない速さのように、ファンに引き込まれていった。まだ映画を見ていないが、杖から噴射する赤や緑の閃光を実際に見る事は、興奮するだろう。しかし、本を読んで想像力を膨らませる事もいいかもしれない。「この会話は、誰が言い始めたのだろうか。」と思考力を働かす事は非常に良い事だと思う。            僕は、本を読む事に集中しすぎてしまったために、目的駅を乗り過ごしてしまう様なドジをした事は無い。しかし、集中すると本以外の内容は全てシャットダウンしてしまう。頭の中には本の内容しかないし、耳からは、雑音が全く入ってこない。そのため、母がどんなに読んでも「あ〜、う〜ん」(笑)と答え続けたため、怒らせてしまった事もある。勉強している時も本の事が頭から離れないため、ろくに勉強も進められない。あの後はどうなるのか、早く読みたいと心が叫ぶのだ。しかし、頭は勉強しなさいと言っている。結局読みたい心が勝ってしまう。困ったものだ。 読書とは人間にとって、心を静かにさせて落ち着かせる方法の中の一つなのかもしれない。実際僕は、苛立っている時は本を読んで気分転換している。こんなに得するものはあまりないものだと思う。

   講評   yuta

◆要約は、工夫をして上手くまとめましたね。
◆あの重たい「ハリーポッター」を持ち歩いて電車の中でも読んだというのは、その夢中ぶりがよくわかります。お父さんの勧めで「賢者の石」を読み始めてから、『まるで新幹線に負けない速さのよう』に、引き込まれていった。まだ映画を見ていないということなので、本の世界の中で充分に想像をしておくといいでしょう。いずれ映画を見たときに、その想像に補充をするかたちで楽しめると思います。“赤や緑の閃光”、いい表現ですよね〜。
◆本を読んでいる間は、他の音が聞こえないというのは、確かにありますね。お母さんが呼んでも生返事をして怒らせてしまうことも(^m^)。勉強をしていても続きが気になってしまうというのは辛いところですね。私も「ハリーポッター」は、早く先が知りたくて、ついつい夜中まで読んでしまいます。
◆『読書とは人間にとって、心を静かにさせて落ち着かせる方法の中の一つなのかもしれない』。本を読んでいると、嫌なことも忘れてしまいますね。本当に得なことばかりです。
       
▼母がどんなに読んでも → 呼んでも

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